1098S ヘッドライト Hi側バルブの光量アップ(車検対応)

2022/04/03

Lo側HIDを88HOUSE → 信玄 への換装途中にHi側のハロゲンバルブをリレー経由でいわゆるバッ直に魔改造します。

目的は車検対応でHi側バルブの光量UPです。

 

・ヘッドライトの光量不足問題

1098はヘッドライトの光量不足により純正のままでは車検に落ちる可能性があります。
聞くところによると1098系前期モデルの07年08年式にてヘッドライトの集光がよくない個体があるようで1/10とかの高確率で発生し 集光が悪い → 光量が少ない 車検に落ちるんだそうです。
対策としては後期型ヘッドライトに交換するか、バッ直にてリレーを経由し光量を上げて対応します。
(後期型ヘッドライトは1198・848EVOに装着のボディが黒色の個体であり、対策前はクリアです。)

 

リレーハーネスキットの結線

リレーハーネスキットは88HOUSEのリレー&ヒューズセットをHi側に転用します。

①電源線:

ヒューズが付いてる配線で信玄リレー電源線と合体させてバッテリーから引いてきた電源線とつなぎます。

②スイッチ線:

本来はH11純正カプラーに接続しますが、前回スイッチ線を取り出したヘッドライト線上流のメインハーネスに接続します。

メインハーネスのヘッドライト線は向かって左から白(Lo+) ・黒(-) ・黄(Hi+)

なので本体から伸びている配線【・黄(Hi+ ・緑(-)】にリレーからのSW配線を結線します。黄(Hi+)からの分岐カプラーを新設
黒(-)は信玄リレー線と一緒にして結線
(AGは・緑黒(-)から分岐線を作成し脱着可能な仕様に。)

③H11メスカプラーを作成

通常はヘッドライト内のメスカプラーを接続しますがスイッチ線として使用しているのでリレーからの電源線をH11用のメスカプラーを新規購入してバルブ線を作ります。

純正H11メスカプラー(写真左)は奥に引っ込めておきます。

H11メスカプラー

本体側からH11バルブに接続するメスカプラーと同形状のもので補修用カプラーとして販売されています。

用意したメスカプラーに赤黒線をかしめて接続します。ギボシの向きを間違わないように!

インナーカバー?を装着

防水ブーツを忘れずに

出来上がり♪

※配線太さは2sq未満が適当です。
2sqは太過ぎて結線しにくいのですがレギュレーターのカプラー作成時に余ったものを使用しました。

④ヘッドライトカバーの穴あけとゴムキャップ

ホールソーでφ22程度に穴をあけ
ゴムキャップ間に合わせで信玄バーナーのゴムキャップを割いて取り外したものを再利用してます。雨水が侵入してもキャップはカバーの下部なのでバルブに浸水し辛いので飾りに近いかもしれません。

⑤アース線への接続

バッテリー(-)から引っ張ってきた線でH11のバルブ線に接続します。
同時に信玄リレーからバラスト行きの配線のアースを結線します。
これでHi側純正H11バルブのバッ直リレー魔改造は完了です。

848EVOでの初車検で念のためリレーを持参していって光量アウトなら取り付けてリトライしようとしていましたが、今考えたら上記工程からして現地作業なんて無理でした(´Д`;)

 

比 較

・純正

・バッ直リレーなんかあんまり代わり映えがしない(;´Д`)

オマケ

Hi・Lo点灯HIDは圧倒的ですねw

正味のハイワッテージバルブを入れてみるのも手かもしれません。
売ってるのか知らんけど・・・

 

これにて

Lo側 HID換装
Hi側 バッ直リレー接続

その他もろもろの電装系の作業は完了しました。

 

嗚呼・・・もう3月です(T-T)

-DUCATI 1098S, GEAR, repair & maintenance