1098S テルミニョーニ フルエキゾーストマフラー & クラッチのインプレッション
2024/12/07
1098S メンテナンス&大改修 2024が無事に終わったので、試走した感触をだらだらと書きます。
クラッチキット
SURFLEX S2343(クラッチ)×
Barnett 321-25-01812(バスケット)
の組合せ。
クラッチ板:SURFLEX S2343
謳い文句のとおりジャダーが出ないしスパっと繋がり、滑る様子は皆無。←半クラし辛くなったかも
新品なのでクラッチの総厚が増したせいかクラッチレバー操作においてクラッチが繋がる位置が近くなった気がする。
動作にメリハリができてシャキッとパキッと動作してくれていて粉も少なめですwww
バスケット:Barnett 321-25-01812
“信じられないほど耐久性のあるバスケット” ←ホンマかいな(;´Д`)
クラッチ音
いつものガチャガチャ 握ってシャリシャリ音ですが、音量がやや下がり角が取れてマイルドになった印象。
クラッチ板の羽とバスケット溝とのクリアランスが狭まったことにより音量が下がっているのでしょう。
(クリアランスが広がるほどガチャガチャ音は増大します。)
音質は、アルミクラッチプレートとSUSインサートの干渉音だと思うのですが、金属音の音域が上がってまるで風鈴のようです♪
クラッチを切ったときのシャリシャリ音も控えめでいて高音で心地良いサウンドwww
湿式ユーザーには理解し難いでしょうけどAGにはそう聴こえました。
テルミニョーニ フルエキゾーストマフラー + ECU
今回の試走は夜間流しと早朝峠&日中渋滞の2パターンで検証してみました。
その1.夜間自動車専用道メインでだらだら流す。
大改修完了の晩に早速試走。
タイヤ温存のため急なアクセル操作はあまりせずにだらだらと新御堂筋を走破してみました。
・発進時にエンストしにくくなった。
ドカあるあるですが、Lツイン(2気筒)はトルクフルだとよく言われますが発進時は別です。
ギア比がロングになっている影響もあるが、発進時のトルクが薄いので4気筒のつもりでアクセル開度控えめ発進するとストールしやすい傾向。
なので、スリップオンマフラー×純正エキパイの時はトリックスターのPPSを入れてストール予防していました。
こういった電装系(コンデンサ)はプラシーボだとされていますが、車検前に外して走行したらストールしまくりでPPSの有用性が疑惑から確信に変わりました。
前置きは長くなりましたが
今回PPSナシでフルエキを入れて、体に染みついたPPS装着の感覚でクラッチをつないで発進したらエンストしないんです!
気のせいでもなく確実に発進時のトルクが増しています。←地味に凄いです。
・アクセルレスポンスの向上
高いギアでだらだらと走っているときにアクセルを開けたらフワッとフロントが浮きます。
以前はなかった事象で確実にトルクor馬力が上がっている証拠です。
・電動ファンが回らない
季節柄11月なので気温は低めなのですが、信号待ちなどを繰り返していると通常は冬場でも水温が104℃を超えてファンが回りだすのですが、水温が想定以上に上がりません。
しかし、右太もも裏あたりにエキパイ集合部からの熱気が従来よりも直接的に効いている。(少々熱い)
・走行時の感触
依然と比べギクシャク感というか角が取れて乗りやすくなった印象。
・走行騒音
煩さはスリップオンと大差ないようですが、音質的に低音に厚み(深み)がでてマイルドになったような気がします。
上質というかオトナというのか?←んなわけはない(-_-)
その2.早朝からの峠→日中の一般道、渋滞含む。
今年最後の朝走り(*´Д`)
・峠の加速(ちょっと回し気味)
峠走行中のコーナー立ち上がりや追い越しが、よりスムーズになった印象。
コーナリングは関係ない。。。なwww
AGの感覚ですが
このアクセル開度で加速したら、数秒後にこの辺に移動しているだろうという予測を良い意味で裏切ってくれます。
音より加速が先行しているイメージなんです。←わかるかな
・高速走行時の加速
全開すると音とのズレはありながら気が付けばREVに当たっているといった感じです。
加速が鋭く静かに伸びあがる印象。
これでも同等排気量の最新バイクには及ばないかもしれませんが1098の本来の姿が垣間見えた気がします。
設定速度への到達時間が格段に速くなった印象です。
・排 熱
日中、体感で23℃くらいでしょうか、自動車専用道を降りてから一般道をだらだらと走行します。
途中長い信号待ちで、右側ステップから上に伸びている太いエキパイ集合部の熱気が右太もも裏を熱気が襲います!←かなり熱いです。
足を降ろしても、ステップに乗っても、足をパタパタさせても、
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ‼
温度を計ったわけではありませんが純正エキパイの比ではなく、エゲつない熱さです。
信号待ちでもバイクから降りたくなるくらい耐え難い、左側も熱くなってきました。
(左右割合2:8かな)
熱量イメージを強引に数値化すると
右太もも裏へのダメージ判定は純正が6に対してフルエキは10を優に超えてきます!
ZX-12Rは両足全体をフルカバーで熱い(ホカホカ)
のに対して
1098は右太もも裏をピンポイントで攻撃してきてヤケドしそう。
皮パンを履いてこの状況なので夏場にジーンズは地獄でしょう
というか無理ですね。。。。
カーボンヒートガードは直接触れることでウェアが溶けるのを防ぐモノであって熱気に対しては無防備です。
排熱温度については先人から伺っていたのですが夜間走行でさほどでもないと勘違いしていました。
すみません、ごっつ熱いですι(´Д`υ)アツィー
しかし水温の上昇は緩やかなんです。 エキパイの温度は高いのですが・・・
燃焼効率?排気効率が向上、さらにエキパイから排熱されるため、水温上昇が緩やかになったのか? なんか変な感じ。
とどのつまり
停まらなければどうということはない
のですが、ゴー&ストップの公道走行には向いていないということです。
特に夏場の市街地は受傷リスクを伴います(;´Д`)ハァハァ
テルミニョーニ フルエキゾースト + ECU
市販1098の本来の姿なのでしょう。←車検通りませんけど(;´Д`A ```
戦闘力UPに全フリしているのでライダー保護の観点は皆無でしょう。
常に皮パンを履く、止まらない、サーキット走行にシフトするなどの覚悟が必要です。
サーキット活動にシフト予定のAGとしては装着して良かったと感じています。
先日、信号待ちで激アツの右太ももを涼しい顔して我慢しているAGがそこにはいました。(だぁ~れもみてないのに・・・)
ただのド〇です。
↑ドムではありませんwww←かなり近いけど
走行後確認したら
エキパイがシートフレームベースの角にまた干渉しています(;´Д`)
ピットインしたら修正すっかな?18,090km