ZX-12R(A1)エンジンヘッドカバー・ガスケット(持病?)&プラグ交換
2025/08/19
今回は③エンジンヘッドカバーのガスケット&④プラグ交換を実施します。
上手くいくのでしょうか?(*´Д`)
ZX-12Rメンテナンスメニュー
①ジェネレーターカバーの交換(転倒割れ対策)
②ステムベアリングのグリスアップ
③ヘッドカバーのガスケット+ボルトガスケットの入れ替え(オイル漏れ対策)
④プラグ+ガスケット交換
⑤足回りの取付け
⑥ブレーキラインの取付けとエア抜き
⑦オイル+エレメント交換+クーラント液交換
⑧ELメーターパネル装着
⑨マルチポジションステップの取付け+シート交換
⑩シフトインジケータ+αの取付け
(茶色:作業終了 青色:今回の作業)
ZX-12RをB1からA1に乗り換えるにあたり、各種パーツのアップコンバートをしていく中で、
A1の持ち主 通称:立花くんから「エンジンヘッドカバーのガスケットからオイル滲みがあるので交換してはどうか?」と提案される。
ZX-12Rのヘッドカバーからのオイル滲みは、A型B型問わず発生する、いわば持病と言ってもいいでしょう。
というのも、漏れ出す=故障というわけでもないので放置されている方が多いようです。←知らんけどwww
当初は面倒なので敬遠していたが、組み上がった状態からヘッドを開ける労力を考えた時、今現在カウル、フォーク、ラジエターを撤去したアクセスしやすい状態なのでやっぱやることにしました。
というわけでパーツの物色から始めます。
本機(A1)は2000年モデルと古いため、情報があまりなく先人の知恵をお借りしたところエンジンヘッドカバーのガスケットを交換するなら
プラグホールのガスケット(×4)
カバーボルトのOリング(×7)
も一緒に交換したほうがいいということで下記パーツを発注。
KAWASAKI純正部品 ガスケツト シリンダーヘッドカバー品番[11061-0090]
価格 3,950 × 1 = 3,950円
KAWASAKI純正部品 リング(0),ヘッド カバー ボルト 品番[92055-1352]
価格 529 × 7 = 3,703円
KAWASAKI純正部品 ガスケット,スパーク プラグ ホール [110610105]
価格 634 × 4 = 2,538円
※一部リンクを貼っていますが、カワサキオンラインショップが最安かと思います。
ここまでバラしたらプラグ交換もしたほうがよいのでプラグを発注。
若手くんおススメのNGK MotoDXプラグ(×4) をチョイスしました。
※ZX-12Rは適合ナシです。
NGK MotoDXプラグ 【91579】CR9EDX-S
価格1,231 × 4 = 4,924円
ZX-12Rは他にイリジウム設定がありますがどうも耐久性が低いみたいです。←知らんけど
MotoDXプラグの是非
安価で性能も耐久性も高いという触れ込みですが、ZX-12Rに適合ナシというところが払拭できない。実装されている事例もありますがエビデンスとしては乏しい・・・。
実際検証してみたら、電極がMotoDXは1極、寸法の違いはネジ底部から電極先端までがざっくり1mm短い。先人に話を聞くと純正でいいんじゃないですか?ということで純正品を購入しました。
今回は極力リスク回避ということで・・・
NGK白金プラグ 2極 【7785】 CR9EKPA(ZX-12R純正推奨)
価格2,178 × 4 = 8,712円
といいながらamazonを見ていたらamazonアウトレットがあり1本 1,667円という安い値段で4本限りでつい買ってしまいました。状態は「良い」でキズありみたいな説明でしたが届いた商品はキレイで使用した痕跡もないのでヨシとしました。
自身でリスク回避と言っておきながらリスクを犯してしまう始末。
でも安さには叶いませへん(;´∀`)
見た目はキレイですが点火しなかったりして(;゜Д゜)
ヘッドカバーのガスケットの入れ替え(オイル漏れ対策)
予め、立花くんがタイヤ・フォーク・ラジエーターを撤去してオイルパン下に木材で立たせているので前がスカスカ状態でした。しかも配線・ラバー・ヘッドカバーのカバー・プラグキャップ・ヘッドカバーまで外してくれていたので作業はサクサク進みます。
シリンダーヘッドガスケットを乗せる前にサイド部分だけ液状ガスケットを塗布します。
オイル漏れするのはサイドからなので染み出し防止で塗ってきます。
今回使用したのはパーマテックスの液状ガスケット カッパー色です。
Permatex 81878-12PK ウルトラコッパー最高温度対応リトナビルシリコンガスケットマーカー、3オンス 2-Pack 81878(温度範囲:摂氏-55~371℃ 色:カッパー)
↑たぶんこれです。
たまたま立花くんが持っていたものを使用しましたが黒色の方が見栄えはいいです。
AGは塗り方がヘタクソなので立花くんにダメだしされながら中につかないようにできるだけ丁寧に塗り込みました。
全てに対してめちゃめちゃ神経質ではないAG、機能的に問題なければそれでいいかと。
キャリパーOHのような緻密な作業はもちろん徹底的にやるんですが。
液状ガスケットが乾かないうちにゴムのガスケットをハメ込みます。
スパークプラグホール&プラグの交換。
ヘッドカバーが取り外されているので普通のプラグレンチで取り外し完了。
感覚ですが締付けトルクがかなり緩いイメージでした。
接地電極(アース電極)が少しだけ丸く減っています。
3万キロでこんな感じね。
・プラグの締め付けトルク
プラグメーカー:手締めして止まった位置から90°←まぁまぁゆるゆるです。
後で先人に聞くとそんなもんですよという回答。
しかしながらAGはKAWASAKIマニュアルを優先し13Nmにして締付けました。角度的に言えば手締めから120°くらいかなというイメージ
プラグメーカーとバイクメーカーとで立場が変われば考え方も違いますからね。
ガスケット,スパーク プラグ ホールの取付け
金属のワッカが下向きです。
↓4つのプラグホールの上に乗せていくだけ。
ヘッドカバーの取付け
リング(0),ヘッド カバー ボルトを7ヵ所に乗せて
ボルトを差し込み締め付けていきます。
ヘッドカバーボルトの締め付けトルクは10Nm
ヘッドカバー上の二次エアーのフタ?2ヵ所は12.5Nmで締め付けてヘッドカバーは完了です。
プラカバーをを取り付け
プラグホールにプラグキャップをパリパリ鳴るまで押し込んでから
結線→ゴムカバーを装着してヘッドガスケット交換は完了です。
プラグの交換には純正プラグレンチが必須と言われるくらい重要なのですが今回は使用しませんでした。
ヘッドカバーを開けてるからクリアランスにかなり余裕があったからです。
車載の専用プラグレンチ先人から借りてきましたがまた返却しておきます。
おそらく車両をバラしていない状態でのプラグ交換は大変でしょうね。
立花くんのおかげでメイン整備は難なく終了です。