848EVO ラップタイマー・オンボードカメラ・シフトインジケーターの取付け 2018.10
2020/06/19
サーキット走行会 2日前① もろもろの準備を行う。
LAPSHOTⅡ(磁気読み取り式のラップタイマー)
10年以上前の代物ですw
LAP SHOT LP-02
センサーを車体下に取り付け、メーターまで配線を這わす。
センサーの取付け位置に関して私の場合は、路面に近い場所として左アンダーカウルをスタンド部分に固定するボルト部に共締めで設置します。(この仕様で何回もサーキットを走らせていますがステーの緩みなど不具合は発生しておりません。)
本体をメーター上部の見やすいところに取り付けてセンサーと電源(12V on電源 or 9V cell)線を接続。 車体下センサーの動作チェックの為、マグネットトレイを高速でスライドさせて反応チェックを行います。
センサーステーは2つのステーを使用しアンダーカウル固定ボルトから斜め後ろにステーを延ばし垂直におろします。
磁気センサーをマフラーに巻くタイプの耐熱シートで覆ってから粘着テープとインシュロックで固定、
アンダーカウルの中央部分からセンサー部がちょっとだけ顔を出す感じになります。
(斜め後ろへの配置はレイアウト上、真下に降ろせないからで、その影響でエキパイが近くなるので耐熱シートを巻きます。)
848EVO含む1098系の場合は同じレイアウトなので流用できるはずです。
(あくまで中央部したが空いている純正アンダーカウル上の話です。)
磁気センサーは地面に近いほど感度が上がるのですが、下げ過ぎるとバンク中にセンサーが地面に擦れるので注意が必要です。←実際下げすぎて左コーナーでセンサーが削れました。
そういった意味でもできるだけセンサー位置は車体のセンターに近いほうがベターです。 実際は難しいですけど
いまどきのラップタイマー
しかしながら最近ではそもそもサーキットに磁気が埋まっていない、もしくは経年劣化や舗装の改修などで磁気が反応しにくい、さらには精度が不安定などの理由からか、GPS方式が一般的になりつつあります。
有名処でいえば デジスパイス
取り付けは、紙巻たばこケースほどの小さなユニットをテール上部に貼り付けるだけでOK。(内臓バッテリー駆動なので結線要らず。)
走行後PCにつなげはラップタイム速度・軌跡のトレースまでありとあらゆるデータが出てきます。
ただ価格が4万円ほどするのでコスパは良くない気がします。
その他はスマホにアプリを入れてから車体にスマホを搭載しラップタイマーとして使う方法です。
安価ではありますが、GPSの精度がスマホに依存していたり、バイクに積むことによりかなり強い振動がかかり続けるため、スマホ自体の寿命を縮めることにもなりかねません。
オンボードカメラ
2年前にAmazonにて3,999円で購入したGOPROの類似商品。
Crosstour アクションカメラ WiFi搭載 1080PフルHD高画質 1200万画素 30M防水 ウェアラブルカメラ 2インチ液晶画面 170度広角レンズ 1050mAhバッテリー2個
トップブリッジ上の常時マウントに接続、角度を決めて固定。
60fps仕様ですが性能は本家に劣ります。 しかし必要十分か? ただし音声は風切り音とエンジン音で聞けたものではありませんw
今ではもっといいのが出ていると思います。
AIpro製シフトインジケーターの“庇(ひさし)”
メーターの左上に同じ角度でマウントしたら日中日差しで表示が見え辛いのでアルミ板を現物合わせでカットして塗装して貼り付け。まぁまぁの効果。
AIpro製シフトインジケーターは国産で信頼が高く、価格帯が1万円を切る安さ。
ヒールテック社の白インジケーターVerなら価格は倍ほどしたかと思います。
接続は簡単でリアタンデムシートを開けたところのDDAカプラーに接続し、ON電源を取るだけ。
シフト設定はマニュアル通り指定されたシフトで一定時間走行すれば自己学習し設定される。
1ターンの走行(信号→信号)で6速まで入れられない場合でも設定中のシフトを記憶しており、中断したシフトから再設定ができる仕組み。 サポートもメール対応が早く親切に応えてくれる良いメーカーだと思います。
今のところ約2年以上使っているが故障はしていない。←オススメです。