1098S オーリンズ フロント サスペンションセッティング

2022/01/12

リアサスペンションの調整が曲がりなりにも完了したのでフロントの調整を行います。

各調整箇所と必要工具

① フロントショック厚側調整

工具 : 3mmHEX
トップブリッジにあるフォークのナット中心部をHEXを使用して調整。右回転 : HARD 左回転 : SOFT
(回すとカチカチっとしたクリック感がありボールポイントでも簡単に回せます。)

② フロントショック伸び側調整

工具 : 3mmHEX

フロントフォーク下側の穴にHEXを使用して調整右回転 : HARD 左回転 : SOFT
(回すとカチカチっとしたクリック感がありボールポイントでも簡単に回せます。)

③ フロントサス プリロード調整

工具 : 17mmソケット+テープを少々

フロントフォークのフォーク上部の外側ナット(ブルー)を17mmソケットで調整右回転 : HARD 左回転 : SOFT
(全開→全閉まで15 or 16回転ほど回せます。)
※何回転まわしたか要カウントです。

※調整ナット部分はアルマイト処理なので工具で直接回すとアルマイトが剥がれそうです(;´Д`)

気になる方用にAELLAから樹脂ソケットが売っていますが、コスパが悪いのでナット部分にマスキングテープを巻き付けて17mmソケットで回しました。

以下、参考資料として純正とパワーハウス中野セッティング

 

STD

Fフォーク 伸び側減衰力 : 最強から 10クリック戻し
Fフォーク 縮み側減衰力 : 最強から 8クリック戻し
Fサス プリロード: 最弱から 8回転締める

Rショック 伸び側減衰力 : 最強から 10クリック戻し
Rショック 縮み側減衰力 : 最強から 10クリック戻し
Rサス     スプリングセット長 : 137mm

 

パワーハウス中野セッティング

Fフォーク 伸び側減衰力 : 最強から 8クリック戻し
Fフォーク 縮み側減衰力 : 最強から 6クリック戻し
Fサス プリロード : 最弱

Rショック 伸び側減衰力 : 最強から 20クリック戻し
Rショック 縮み側減衰力 : 最強から 20クリック戻し
Rサス スプリングセット長 : 146mm

※このデータの信ぴょう性はいまいちで正しい値かどうかは判りかねますので悪しからず。

 

AGのフロントセッティング

① フロントショック厚側調整
 最強から 6クリック戻し

② フロントショック伸び側調整
 最強から 8クリック戻し

③ フロントサス プリロード調整
 最弱から 10回転締め

 

フロントフォークの調整は工具さえあれば簡単に調整できるので特に問題はありませんでした。
リアのゴツゴツとした突き上げ感があるところにフロントをいじったもんだからややこしくなるのですがしばらくこれで様子見です。

今回前後サスのセッティング方法は解りましたが、実際乗ってみて気になる挙動を調整で補っていくのですが走行ステージによって違いがあるので最終的には面倒になって “ これでいっか!” みたいになるでしょう。

ちなみにフロント周りのAGセッティング値は、大多数の方にとって参考にはなりません。

AGはウエイトが桁違い故(;´Д`)

-DUCATI 1098S, GEAR, repair & maintenance