1098S フロントホイール AELLAアクスルカラーとダストシールの交換とその効果

2022/04/16

ホイールの装着とセンター出しが無事完了したのにブレーキパッドの引きずりでホイールの回転が思わしくなく、どうもすっきりしないままネットを徘徊していたらとあるパーツを見つけてしまいました。
3月も終わろうとしているのに自身にさらなる整備課題を追加してしまいます。
AGは整備中毒なんでしょうか。。。

フロントアクスルカラー

AELLA フロントアクスルカラー
【素材/材質】超々ジュラルミン(A7075材) 左右セット
品番:AE-74004

ホイール装着時に取付け左右を間違えたアクスルカラーなんですがアエラからアルミ × カシマコートの組み合わせで発売されていました。
以前からあったようですがAGとしては新発見ですw
何といってもアエラなのに4,620円は価格が安いではないか!
まぁ冷静に考えるとアルミの切削ものにしては決して安くはないのですが、カシマコートがフリクションロスが低減させてくれることを期待して発注です!

Fホイールベアリングダストシール

ホイールのには以下のような構成で部品がついています。
車体右側 :
薄アクスルカラー→ダストシール→ベアリング→スペーサー←ベアリング←ダストシール←厚アクスルカラー : 左側

今回はアクスルカラーの発注と同時にベアリング交換を検討しましたが、走行12,000km程度でベアリングがダメになることもなさそうですし手触でゴリゴリした感もないし、脱着の難易度が高そうなので断念。

一方ダストシールは露出しているゴムパーツなので経年劣化の可能性と簡単脱着そうなので購入を検討しました。

DUCATI純正のダストシールは 
93040521A 888円/個です。
十分安いのですがダストシールにしては高価だったので、先人の知恵を拝借して同等形状のダストシールを発注しました。

武蔵オイルシール工業 オイルシール
品番:UE型 UE35477

218円/個×2個で436円でした。
送料を入れても純正より安い値段でした。
(先人も記述していますが自己責任で購入です。)

交換

①キャリパーの取り外し

パッドが引きずっている状態だとホイール回転が正しく計測ができないのでM8ボルト2本ずつを緩めて養生してから取り外します。ディスク径φ320でも取り外しが面倒です。

取り外し時キャリパーを触った瞬間に違和感を覚える・・・

重大インシデントが発生しました。

問題はこの後対処するとして次に進みます・・・

まずこの状態で純正の組み合わにて回転数を計測します。
キャリパーを外すと3回転と180°ほど回りました。

②アクスルシャフトの取り外し

・フロントスタンドで上げクランプボルトを緩める
・M30のアクスルナットを外す。
・アクスルシャフトとカラーを抜く。

これは慣れた作業ですw

③ダストシールの取り外し

ホイールを横にして手でダストシールを外してみます・・・取れませんw
ラジオペンチで摘まむと少し千切れましたw
どうせ廃棄するので大きなマイナスドライバーでこじって外しました。

純正と武蔵オイルシール工業と目視で比較してみましたが表面に違いはない様子。

左:純正  右:蔵オイルシール工業
裏面はスプリング状のワッカがついているのですが脱落防止用のカバーの径が武蔵の方が若干大きいですが、おそらく大丈夫でしょうw

④シールベアリングの注油

本来はシールを外してグリスを除去してからグリスを注入がセオリーですが、AG思い付きでベルハンマー ゴールドスプレーをブシューっと吹きかけてみます。金属面が擦れ合う場所に最適なアイテムなのでスプレータイプが効くのかわかりませんが壊れないだろうから吹きかけておきます。
ついでにアクスルシャフトと接触するベアリング内径とスペーサー内部にも手でぬりぬりしておきました。
※ディスクに付着しないように養生が必要です。

⑤ダストシールの取付け

ここにはシリコングリスを塗布する方が良いかもしれませんが、ゴムを痛めにくいワコーズのラバーグリースをぬりぬりしておきます。ラバーグリースの使用動機はキャリパーピストンシール以外で使用用途がなくもったいないから。
(推奨はしませんが問題発生はないという見解)

向きを確認してから手で押し付けて装着。
(ちょっと固かったです。)
片側だけ平行に押し付けられていない感じがしますがダストシールなので問題ないかと・・・

⑥AELLAアクスルカラーの取付け

何も塗らずに組付け

右側に薄カラー
左側には厚カラー
・アクスルシャフトを差し込んでアライメントツールでシャフトをホールド
・M30ナットをトルクレンチ【61Nm(規定は63Nm)】で締めこむ
・ホイールを回転させている時にプラハンでコツコツ叩いてねじれを修正
・クランプボルト4本をトルクレンチ(19Nm)で交互に締め付けます。

カラーのカシマコートの見た目はブラウンのアルマイトっぽいおとなしめ
右はほぼ見えない(;´Д`)

左側はいい感じに見えます。カーポートの柱色が近いw

装着前に純正カラーとアエラカラーの重量比較を行いました。

重量比較

純正 : 87.27g

アエラ : 33.62g

53.65gもアエラが軽量です。

寸法

外径と高さは同じでしたが内径が違います。

純正:25.10mm

アエラ:25.03mm

アエラは0.07mm小さいです。

アルミ製だけあって断然軽くて内径が少し小さめです。
バネ下重量が軽くなった恩恵をAG自身のウエイトがそれを打ち消してしまうのでしょう・・・(´Д`;)

ホイール回転数の比較

効果の確認のためセンター出しをおこなったノーマルセットとダストシール&アエラカラーセットのホイール回転数の違いを比較してみました。

・非常に曖昧な手回しでの回転数比較

純正  : 3回転180°
アエラ : 4回転10°

時間をあけての手回しなので回転させる力が一定ではなく正確な値とは言い難いことと、劇的な変化を望むAGの気持ちがアエラのホイール回転に手心を加えた可能性は否めませんが数値上回転抵抗が13.1%軽減できたのではないかと考えます。

冒頭の重大インシデントの発生で回転抵抗が軽減されたことを手放しでは喜べないまま作業は終了。

効果の主要因がベルハンマーゴールドスプレーなのかアエラのアルミカラーかは不明ですが一定の効果はあったと言えるでしょう。

費用対効果としての判定は
資金と時間に余裕があれば導入することをお奨めする。
といったことろでしょうか・・・。
あとは見た目かな? 見えにくいお洒落w

作業もいよいよ大詰めだったのですがここへきて重大インシデント発生への対応が急務です。

-DUCATI 1098S, GEAR, repair & maintenance