ZX-12R フロントフォーク交換

2023/12/26

納車当初からフォークのオイル漏れが酷くなってきて、そろそろ限界か?ということで交換です。

どうすんのコレ?

数々ぬる~い整備しかしてこなかったAGにフォークシールの交換なんて大それた整備ができるはずもありません。
ドカの時もSHOPに丸投げでした(;’∀’)
やってやれなくはないですが特殊工具類が必要なのでやりませんw

フォークASSY交換システム

困っていたら部長さんがフォークASSYを交換する形で対応いただきました。

要はOH済みのフロントフォークが1セットがあり、仲間内でフォークシール破損によるオイル漏れが発生した場合にOH済みフロントフォークASSYと交換し、また外したフォークASSYをOHしてストックしておく仕組みユーザーはフロントフォークを交換するだけでクイックに修理が完了してしまうという同じ車両を有するオーナーズクラブならではの有難いシステムです。

というわけでAGは10月にOH済みのフォークをゲットしていました。しかもインナーチューブはゴールドめっきです!

フロントフォークの交換

当初AGは部長さんにフォーク交換作業をお願いするつもりでしたが、相談したら・・・
「キャリパーのOHができる人がフロントフォークの交換ができないわけないでしょw 簡単ですよぉ~」といわれたので構造の理解を深めるべく自身でやってみることにしました。

時は流れて11月下旬に交換作業の開始です。

作業内容

・リアスタンドをかけます。

車両を水平に保つことで作業が捗ります。フロントもかけてますがw

・フロントフェンダーを外す

左右2本ずつボルトを外すだけです。

・アクスルクランプボルトを外す。

左右2本ずつHEX6mmボルトを外すだけです。

・アクスルナットを緩める。

向かって右側がアクスルナットなので17mmHEXで緩めておきます。(写真ない(;´Д`)
共回り防止のため左側シャフトの22mmHEXも必要かと・・・左アクスルクランプボルトを締めておけば22mmが不要という考えかたもありますが私は22mmを使います。
スタンドをかけてからだと力が入らないのでちょっと緩めておきます。

・キャリパーを外す。

左右2本ずつボルトを外してハンドルにフックをかけてキャリパーをぶら下げておきます。キャリパーがボディにあたるのが気になる方は養生必須。AGは養生しませんけどw

・フロントスタンドで車両を上げる。

前後両方上げた方がいいと思います。

・フロントアクスルを抜く。

アクスルナットを外してホイールをやや持ち上げた状態で引き抜く。
その時ハンドルを切らないとフロントスタンドに干渉してシャフトが抜けません(;´Д`)

ホイールのカラーは左右共通ですが位置と向きを間違えないように外しておきます。



今にもオイルが滴りそう(;´Д`)。。。

・トップブリッジのフォーククランプボルトを緩める。

左右2本を6mmHEXで緩める。

・三又のフォーククランプボルトを緩める。

左右2本を12mmソケットで緩める。

といきたいところでしたが、上から見るとボルト位置とアッパーカウルのラムエアダクトとのクリアランスがあまりないのでメガネレンチで外すことはできますが、フォーク取付け時にトルクレンチがどうやっても使えません。

なのでアッパーを外してから作業を再開。

ようやく緩められました(;´Д`A ```

・フォークを抜き取る。

上下のフォーククランプの割れ目にマイナスドライバーを突っ込んでクランプ部の隙間を広げておきます。

これやらないとネジネジしてフォークを抜き取る際にジグザグにキズがつきますw

マイナスを上下に突っ込んでクランプ部を押し広げても直ちにフォークがストンと抜け落ちることはありません。
するするっとフォークが抜けました(;´Д`)
ここから逆の手順で取付けをしていきます。

組付け

・フォークの付きだしはなぜか14mmほど出ていましたが純正の0mmに再設定。

・上下のクランプボルトのトルクは20N・mで締付け。←意外に軽い

・アクスルナットの締め付けトルクは125N・m


※クランプボルトを締める前に、フォークを上下に4~5回押してフォークをストロークさせてフロントアクスルのニュートラル位置を見つけます。 その時フロントブレーキはかけない方がいいようです。

ってマニュアルには書いてありますがなかなかムズい(;´Д`)

・アクスルクランプボルトを20N・mで締付け。


・キャリパー取付ボルトは34N・mで締付け。



フロントフォーク交換作業は終了です。

初めての作業でしたが意外にスムーズに完了しました。

アッパーの脱着がなければもっとスムーズでしたがトルクレンチを使う場合はアッパーカウルの除去は必須です。

実はフロントフォーク交換作業と同時進行していた作業があったのでそれは次号に・・・

後日スタンドに立てた状態でホイールを回したらどうも歪んで取り付けられている(センター出しが行われていない)ような気がしたので再度アクスルクランプボルトを緩めてからフロントスタンドを引いたりかけたりして車体を無理やり上下させ(浮かした状態から地面に落とす感じ)てセンター出し?をやっておきました。

やり方自体合っているかどうかわかりませんがこれをやるとフォークが凄くストロークしてセンターが出るような気がしますw
結局6POTキャリパーは引き擦りやすいので効果があったのかは微妙なんですけど(;´Д`A ```

インナーチューブのゴールドはいい感じですね。

-GEAR, Kawasaki ZX-12R, repair & maintenance