ZX-12R 足回りの調整

2024/05/06

足回りの改修が概ね完了してから少し走りましたがバランスが崩れすぎていたのでロングツーリングに向け再調整を行いました。

足回りの改修メニュー

・リアタイヤサイズ変更

(200/60 → 190/55にサイズダウン)

・バックステップへの換装

・フロントフォークのOH済品への換装

(突き出し量を+20mm → 0mm純正へ)

・FブレーキキャリパーOH

・Rブレーキパッド+ピン交換

中には関係ない項目もありますがこれだけの変更を加えりゃバランスも崩れますw

特にフロントフォーク

突き出し量を+20 → 0mm(純正値)にすることで前上がりになってものすごく曲がりにくなった気がします。
(キャスターが傾くことで旋回性が落ちたのでしょうか?)

OH時にA型用フロントフォークをB型用に改修して足が固くなったのかフロントがポンポン跳ねるようになりました。
(サスの下に約20mmのシムが入って固くなったからでしょうか?←ちなみにB型純正らしい

そしてリアショックのガスがたぶん抜けているであろうところに前上がりになったので相対的にリアが下がり、後ろ荷重でさらにリアサスの柔らかさが際立った感じ。

オマケですがバックステップを変えたことによりブレーキペダル位置が下過ぎてブレーキがかけにくくなりましたw

ちなみにタイヤの細径化と小径化はあまり感じ取れなかったw
(意図しないサイズ変更だったのでどうでもいいですが)

要約すると
乗りにくい別物になった感じ(;´Д`)

というわけで改めて調整してみます。

前上がりとなったフロントフォークを再度突き出すのではなく、後ろ下がりとなったリアサスのプリロードをガン締めしてみますw

リアサスは従来で上から10mmくらいの位置にアジャスタブルリングがありましたが、もっとリングを下げていきます。
本来であればリアショックASSYを外すと楽に調整できるのですが、装着したまま調整するのでフックレンチがインナーフェンダー(タイヤカバー?)に干渉するので外すとちょっと楽になります。

アジャスタブルリングのロックが固すぎたのでマイナスドライバーをハンマーで小突いてロックリングを緩めてからフックレンチで地道にガン締めしていきます。

調整にはDUCATI 1098に使用していたAELLAのリアサスペンションフックレンチを使いかけましたが柄が長く特殊形状で逆に使い物にならなかったのでAPフックレンチを使用し、ちょっとずつ締めこんでいきます(;´Д`)ハァハァ

【アストロプロダクツ】AP フックレンチ 35-75mm

おおよそですが全締めではなく1/5残しくらいまで締めこんで終了。

 

インプレ

跨ってみた感じ

ベタ足で膝が曲がるくらい ちょっとかかとが浮きそう
なくらいまでケツ上がりに仕上がりました。
上げ過ぎかもしれませんがAGにはほどよい感じでした。

それとフロントのプリロードを緩め、伸び側を少々強めてポンポン跳ねるのを抑え
リアはガスが抜けているであろうコンプを少々強めにしておきました。

後日、高速道路と峠で試してみましたが、かなりの変化が感じ取られ幾分か乗りやすくなりました。
自分好みになるのはまだ先の方ですが及第点ではないかと・・・

それよりも純正ステップよりもバックステップが上がり過ぎていて膝が痛くなりました(;´Д`)

もう歳なのかな・・・(;´Д`)

ポジションを最下にして様子を見ます。

-GEAR, Kawasaki ZX-12R, repair & maintenance