1098用のバッテリーに関して
2024/03/10
今年1月に購入した1098用のバッテリーが、取付けの際に驚愕の事実が判明いたしました。
これは重大ではなくインシデントです・・・(;´Д`)
バッテリーの購入
この度3年(1万km)使ってきた台湾ユアサ バッテリーが寿命を迎えたので、同じ台湾ユアサにしようかとしましたがGSユアサ バッテリーの新古バッテリーが安価だったので思わず飛びつきました。
バッテリーの交換
最近になって禁断のパーツ(いずれ公開します?)を入手したので、そのテストの為に新しいバッテリーを携えガレージにて交換作業を行いました。
いつものように左サイドカウルをササっと外して
狭い(;´Д`A ```
バッテリーを取り外す。
新しいバッテリーをゴム製のかさ上げ台座に載せようとしたらうまくハマりません?
訳が分からなかったので取り外して新旧のバッテリーを並べてみます・・・・?????
新しいバッテリー分厚いやん!( ゜Д゜)/
型番を見ると
(左)台湾ユアサ:YT12B-BS(右)GSユアサ:YTX12-BS
型番も違うやんけ!!ヾ(*`Д´)ノ
前回バッテリー導入記事にも書いているように車両についてる台湾ユアサのバッテリー型番をYTX-12BSと思い込んでいました(;´Д`)
そして新古のGSユアサがYTX12-BSだったので同じと思い込んで何も考えずに購入したと考えられます。
俺ってアホや。。。(;'∀')
今さら後に戻れないので取付けを試みます。
1098に YTX12-BS を取り付けてみる
1098のド初期モデル(2007年前期)のアクスルシャフト径が小さい頃のロットは YTX14-BS が標準装備でした。
そして2007年後期頃からバッテリーケースはそのままにゴム製台座とゴム製スペーサーを背面に取り付けて YT12B-BS が標準装備となっています。
バッテリー容量とサイズが小さくなったのはおそらく軽量化なんでしょうね。
なので取り付くはずだと・・・
GSユアサのサイズ表を見てみると
YT12B-BS : 長151×幅70×高131
YTX12-BS : 長151×幅88×高131
サイズだけ見るとYTX12-BSが幅=厚さが18mmだけ分厚くなっています。
ド初期の標準YTX14-BSを入れるなら
ゴム製台座
背面スペーサー
を取り除くのですが、YTX12-BSサイズは同じ高さなので、ゴム製台座に載せて背面スペーサーを除去すると理論上は取付け可能です。
しかし台座の奥の脱落防止のフチが邪魔して高さが5mmほど上がるので角に切り込みを入れてバッテリーの重みでフチが倒れるように細工してから取り付けしました。
結果は大成功でした。
電極位置と接続方向が同一でよかった・・・(;´Д`A ```
性能面は?
分厚くなった分だけ大容量かつ高性能になったのかというとGSユアサの一覧からわかることは
YT12B-BS : CCA 215 質量 4.0kg(実測3.975kg)
YTX12-BS : CCA 180 質量 4.2kg(実測4.275kg)
※CCAとは?
コールドクランキングアンペアー(Cold Cranking Ampere)の略称で、そのバッテリーにエンジンを始動させる能力がどれだけあるかを示す性能基準値で数値が高いほど高性能だそうです。
YTX12-BSは重くなってCCAまで下がっているではないか!?( ゜Д゜)ゴルァ!!
でもご安心ください、メリットもあります(*´Д`)
イニシャルコスト(2024年3月amazon調べ)
バッテリー3サイズで台湾ユアサとGSユアサで価格を比較してみます。
・YT12B-BS(1098後期型純正装着)
・YTX12-BS(分厚い)
・YTX14-BS(1098ド初期純正装着とZX-12R用)
12サイズのGSユアサのみで比較するとYT12B-BSより3,103円安いことが解ります。
バッテリー性能は同等と勝手に解釈した時に300g増で3,103円コスト減というのをどう捉えるかはユーザー次第なのかなと考えます。
AGの場合は300gなら自身のウエイトを調整することで相殺可能と認識しており”安さは正義”と捉えて YTX12-BS への換装は型番間違いがキッカケではありますが結果オーライと考えますw
というわけでAGは後期型標準のYT12B-BSから、ド初期標準のYTX14-BSを取り付けずに分厚いYTX12-BSを取り付けるといったおそらく誰もしないことをしています。
取付けはバッチリで動作も全く問題ないことより第3の選択肢を今さら確立したことになるのかな?
でもリチウムイオンの軽さ(0.9kg)はパフォーマンスに顕著に影響を与えます。
でも3万円~という価格帯は財布にも顕著な影響を与えるので
非常に危険です(*´Д`)
結局
台湾ユアサのYT12B-BSバッテリーは
2020年10月(7,271km)~ 2024年3月(17,153km)
9,882kmもちました。