ZX-12R リアブレーキパッド&パッドピンの交換
2024/03/20
昨年のホイール交換時のチェックでリアブレーキパッドがほぼなくなっていたのを発見しましたが見なかったことにしていましたが、放置してもパッド容量が増える見込みがないのでしぶしぶ交換することに・・・www
パッドの選定
どうでもいい情報ですが・・・
AGは公道走行のときリアブレーキは制動させるというよりコーナリング時の姿勢安定のためにリアブレーキを当てながら曲がるといった使い方をするので、効きが悪いくらいがちょうどいいのです。←知らんがなw
CRF250Lは絶対的制動力が不足しているのでリアを多用します。
1098Sでのサーキット走行時はほぼ使用しません。←だから遅いんだw
なので耐摩耗性とコスパ重視なので安いのを選定します。
といっても何を買えば良いのかわからないので安直にデイトナにしました。
しかし赤パッドではなくシリーズ最安のハイパーパッド(黒パッド?)をチョイスしました。
デイトナ ハイパーパッド(セミメタルパッド) 13610 通しNo:41
送料込みでこの価格は爆安なのではないのか?w
ん?(゚д゚)!?
まぁいっか(;´Д`)
ついでといってはなんですが( ^ω^)・・・
パッドピンを交換していなかったのでフロントとリアのパッドピンと共に発注。
段減りしてましたからね(;´Д`)
純正はいくらするかはわかりませんが鉄よりステンレスの方が良いと考え
ステンレスパッドピンセット φ4.5×45.5mm TOKICO(37599)
を購入。
フロント TOKICO 6POTキャリパーは1キャリパーにつき1本なので2キャリパー分で1セット(2本)
リア TOKICO 2POTキャリパーは1キャリパーにつき2本なので1セット(2本)
なので前後で2セット(4本)が必要。
というか前後キャリパーで共通パッドピンてのは驚きだった。
交換作業
①キャリパーをマウントしているボルトをはずす。
②ホースが付いた状態で取り出してキャリパーのカバーを外します。
③2か所対になっているいわゆるβピンを抜く
④パッドピンを抜いてブレーキパッドを外す。
⑤パッドに付いてるパッドピンの滑り過ぎを止める針金?を外す。
⑥ピストンがあらわになったのでピストンを出して清掃します。
⑦飛び出そうなピストンの周りにラバーグリスをぬりぬりします。
塗り終わったら旧パッドを入れてマイナスドライバーでコジながらピストンを押し戻します。(手でもやります。)
TOKICO特有か、本機特有なのかは解りませんが、ピストンを押し戻す時に意外に傾きがでます。
出来れば平衡を心がけながら押し戻しようにしたほうがよいでしょう。
⑧ブレーキパッドにパッドグリスを塗りパッドピンの”滑り過ぎを止める針金”を付けます。
※ここで事故発生(;´Д`)
通常は針金をつけるだけなんですが、ひっかける部分とパッドのバックプレートの厚みと合わずゴソゴソで外れそうなのでペンチで締め付けたらクリアランスが狭くなり過ぎたので再度広げてたら、ピーンっと左方向に飛んでいってしまいました(;´Д`)
左方向でピンがキラッと光ったので左側を捜索・・・
見つかりません(;´Д`A ```
側溝をめくって落ちてないか探したりと1時間かけても見つかりません。・゚・(ノД`)・゚・。
しかたがないので工具を収納してバイクを移動させて店じまいが完了したところでバイクの軌跡上で発見できました。
何度も見たところに落ちていたのでおそらく車両に乗っかっていたのが移動時に落ちたのでしょう(;´Д`A ```
作業再開です。
⑨パッドピンの滑り過ぎを止める針金をパッドに装着してパッドをキャリパーにセット
新しいパッドピンにパッドグリスを塗ってから挿入
⑩対になった純正βピンで固定
⑪カバー付けてキャリパを規定トルクで固定して完了。
たぶん34N・m
インプレ
従来のリアブレーキが腐っていたせいなのか、以前より明確に効きます。
といっても今回はリアローターをサンスター製に交換しているので余計に効いているかもしれません。でもステップも交換したのでブレーキペダルが下過ぎて思うように使えませんでしたw
作業途中でパッドピンの滑り過ぎを止める針金を飛ばして時間をかなりロスしたので、フロントパッドピン及びブレーキホースの交換は次回に・・・( TДT)ゴメンヨー