CRF250L リアサスペンション・前後スプロケット・チェーン・タイヤ交換そしてインプレ 2020.05

2020/07/19

午後からのメニューは

1.リアサス(バネ)の交換
2.チェーン・スライダー・スプロケ前後交換
3.リアタイヤ交換

発注部品

①HONDA純正 チェーンスライダー 品番:52170-KZZ-900 4,848円
②HONDA純正 リアブレーキホースガイド 品番:43468-KFB-000 574円(287円/2個)
③HONDA純正 チェーンカバー固定ボルト 品番:90111-KZZ-900 188円
④HONDA純正 SPROCKET COMP DRI(Fスプロケ) 品番:23801KYJ940 3058円
⑤HONDA純正 フィキシングプレート 品番:23802KYJ900 220円
⑥HONDA純正 ドライブスプロケットボルト 品番:90084041000  340円(170円/2個)
⑦D.I.D 520VX3-106L ZJ(カシメ) STEELチェーン(106リンク) 6,950円
⑧DRC リアショックスプリング ブラック 品番:D35-02-053 7,302円
⑨タイヤIRC PROTECH TRAIL WINNER GP-210 120/80-18インチ 62P WT リア 7,267円
⑩リムバンド 18インチ用
⑪タイヤチューブ18インチ用
※⑩⑪は知人に用意いただいたので価格は不明

では作業開始

1.リアサス(バネ)の交換

リアショックASSYを外して抜くのがかなり大変で、下側のリンク類は早々にバラせたのだが上のボルトが容易に外せない。
結果的に左側のバッテリーを外し←(外さなくてよかったw) バッテリーケース横のエンジン側中央から右側隙間奥にナットがあるのでメガネレンチをグリグリと突っ込んでショックトップのナットにメガネをかけて緩めることに成功。
通常のメガネレンチを使ったのだが、ここはストレート形状のメガネレンチならもうちっとやりやすかったのかもしれない。
(写真撮ってなかったw)

ちなみに外したナットはそのままメガネに着けたまま同じ位置でホールドが望ましい。(手を放してもメガネレンチはあまり動きません) 一度取り出すとナットが入れられません。 全バラするつもりなら一人でもできますが、この方法は2人の方が効率的です。

ようやく取外したリアショック・・・さてどうやってバラすんだ?
とりあえず存在すら知らなかったプリロード調整用のダブルナットを緩めてみようとするもマイナスでシバき倒すも一向に緩みません。(かなりガンコに固着しているようです。)
仕方なくアストロに向かい

AP フックレンチ(φ50~70) 商品コード2007000005620  2,310円
を調達

バネはスプリングコンプレッサーの爪を削って(爪が長くてショック本体に干渉するため)このサス用に調整してからバネを縮めてフックレンチで緩めてみる。
ショック取付け部にT字レンチを突っ込んでフックレンチで緩めたが一向に緩まず、キレた私はフックレンチを足で踏みつけてパワーでねじ伏せ緩めることに成功。(お勧めできないやり方ですが固着しているのでこうでもしないと外れませんでした。
(ロードオンリーでこれですから)
しかしだ、冷静に見たらわかる話だが、これでサスは外すことはできない。
なぜなら、ネジ山は途中で終わっているためダブルナットは上方向に抜けないのだからw
というわけでバネの交換にはフックレンチは不要となります。 プリロード調整したい方は緩めてください。とにかく硬いですw

気を取り直してバラせる個所を捜索すると、ショック下側のバンプラバーをショックアブソーバー方向にずらしたらナットが出てきました(-_-;

このナットを緩めてからDRCのバネをスプリングコンプレッサー

で縮めてから組付けし交換完了。※DRCバネはフロント・リアもマーキングのある方を下に取り付けてください。
とあるのでその通りにした。
バネ中央よりちょっと離れたところにピンク●でマーキングしているので容易に識別可能。←位置が微妙だがw

買い物含めて3時間ほどタイムロスしてしまう。

2.チェーン・スライダー・スプロケ前交換

リア周りをゴッソリと外しているのでスイングアームのお掃除はすごく簡単で、きれいにした後にチェーンスライダーを確認したらさほど摩耗していない。 こりゃ交換しなくてよかったかもと裏側を観たらスライダー取り付け部分がパカっと割れていた。4,848円もするので最後まで悩んだのですが買って正解でした。
というわけでスライダーの止めネジを緩めにいったらガリっとナメてしまいました(-_-;
ショックドライバーで抜いてみるとシール付き(ゆるみ止め)でしたね。 チェーンカバーも同様のシール付きネジなので要注意です。
取付け前にシリコングリスを塗って砂が入りにくくしてから装着、チェーンスライダーの交換完了。

フロントスプロケットはリアホイールを外す前に緩めておいて、プレートとボルトとセットで交換。
フィキシングプレートがさびさびだったのでスプロケ・プレート・ボルトの3点セットでの交換を推奨。
そして最後に本締め。

チェーンは、D.I.Dの520鉄の106リンクシールチェーンをチョイス脱着は「D.I.Dチェーンカット&リベットツールかし丸君」 でサクサクっとかしめて終了。
やはりここでも特殊工具が必要です。
クイックピンではなくちゃんとかしめるタイプは安心できます。

3.リアタイヤ・リアスプロケ交換

タイヤの取り外し・・・ナメてました。
空気を抜いてタイヤレバーでビートを落としてタイヤを外すのですが、現在装着のタイヤはチューブホイールにBS のBW-202 120/180-18M/C 62Pのチューブレスタイヤ(中にはチューブ)を毎回履いているのですが、ビートが超絶硬くて外せません。
二人ががりで1時間ほど悶絶してようやく外すことができましたが、タイヤレバーでゴリゴリやりまくったのでホイールもキズキズに(-_-; 前回はそこまで硬くなかったのに・・・

なんとか外して今回はチューブタイプのIRC PROTECH TRAIL WINNER GP-210 120/80-18をチョイス。

取付けは楽々でした。
しかしチューブを入れてからタイヤレバーでタイヤをハメて最後に空気を入れたらシュ~と空気が抜ける音が(-_-;
タイヤレバーでチューブに穴をあけていたようです。
パッチを当てようとしましたが、ゴム糊が硬化していて使えなかったので代わりのチューブに差し替えて交換完了。

今回はリアサス交換とタイヤ交換でかなりタイムロスしたので昼食時間を除く11時間くらいかかってしまった。
で雨の中帰ると・・・

今回はちょっと欲張りすぎました。
走行距離:45,488㎞

インプレッション

250kmほど高速道路や市街地(舗装路)を走った感想ですが、まず足つきが激変しました。
交換前は停止時膝が曲がった状態で足がベタづきするくらい低かったのが、膝が伸びて足がベタづきまで上がりました。
シート高さが875mm(純正シート高)くらいまで上がったイメージです。
足回りは、全体的に硬くなった印象ですが、停止時に前後に揺らすとシーソーみたいに連動する動きをしていて足がちゃんと動いて仕事していることが実感できました。
というのも、この期間に田舎道を140kmほど走ったのですが、いつもだと帰ったらお尻と腰が痛むのですが、それがさほど影響がなかったりと変化が感じられました。 細かいギャップの突き上げ感が軽減しました。
その他、道路上にこんもり山になっている箇所があるのですが速度によっては通過するとジャンプまではいかないがサスが伸び切るのですが、改修後はフロントショックの追従が遅れているのを感じました。 これはオイルの番手を上げた影響だと思われます。
後はライトの光軸が著しく下がったのを見るとケツ上がりになったんでしょうね。

舗装路のパフォーマンスは、急な切り替えしや、ブレーキングからの旋回までちゃんと動いてくれる印象です。
IRCタイヤはどうなんでしょう・・・BSより剛性が低いイメージですがしっかりと食いついてくれてます。 おそらくBSよりライフは短いのかなと・・・
昔からオンロード乗りしかできないので参考にならないかもしれませんが足回りをリフレッシュのは良い事です。

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