D-EVO Act.2

2021/09/16

AGは2015年に848EVOを購入してから約5年間、峠にツーリング、サーキット走行など行動を共にしてきました。
その中で特にサーキット走行において一つ引っかかるところがあり、それが次第に大きくなっていきました。

それは

排気量差によるパワー不足

です。

848EVOの性能をまったく引き出せていないAGの力量不足が最も大きい要因ではありますがストレートで1098・1299とかのリッタークラスのSBKに置いて行かれるんです。
ざっくり30~50ps以上の差があるので当然です。
このちょっとした嫉妬やらストレスがAGの知らない間に少しずつではありますが積り積もっていたようです。

何故 848EVO をチョイスしたのか?

経緯から説明すると
2006年にCBR1000RR(SC57)を購入した翌年に1098が発売されて、そのスタイリングに惹かれるものがありました。
当時CBRを買ったので1098は買えないので断念しました。

オマージュというか未練の現れがこれです。

1098

CBR1000RR(SC57
左目上のロゴ

そして時を経て2015年夏 CBR1000RRにて自爆転倒した翌年に何を血迷ったのか

ハイパーモタード821を購入。
しかしAGのスキルでは全く乗りこなせず ”これは足回りの改善が必要だ”ということで
ディーラーに足回りの相談に行った際、偶然にも店内にも

848EVOが展示されており、そのスタイリングから当時の記憶が蘇えり即決した経緯があります。
今思えばその時もAGの中でほんの少しだけ引っかかるものがあったんだと思います。

 

1098Sの浮上

2020年度の活動が11月で終了という矢先に某サイトで1098Sのノーマル車が出品されてました。
走行は7000km台と低走行で長期間保管していただけという状況。
現在の相場としては乗り出し100万円前後なのですが個人売買ということもあり、破格の価格設定でした。
本来個人売買は苦手とするところでしたが、思い切ってアポを取って診に行ってきました。

現車確認

出品者さんは近県で行けなくはない距離なので現車確認に伺いました。

事前に聞いたバイクの状態としては

2007年式の1098Sの初期型
タイヤ・バッテリーを交換し車検を10月に受けたのにすぐに出品している。
保管時に台風で転倒してアッパー+ステーが破損し交換。(なぜか黒アッパー)
他、サイド・アンダー・テールにガリキズ多数

不明な点や怪しさが満開ですw

まぁ現車を確認して納得いかなければキャンセルすればいいのでいろいろと真偽の程を聞いてみようかと思い決行することに。
自宅から70km程度ですが渋滞が多い地域でバイクでも結構な時間がかかりました。
今回現車確認するにあたりハッタリではありませんが、”1098系は熟知しているぞ!”といわんばかりにわざわざ848EVOで向かいました

ついでにお墓参りw

それとお世話になっているバイク屋さんに事前にチェックポイントを聞いていたので、その辺を中心にチェック&ヒアリングをしていきます。

サーキット走行などで酷使されていないか?

今回最も謎だったのが低走行という点。
メーターを戻していなくても走行の程度が気にかかります。
サーキットを主に走行していた車両だとすれば使い込まれて傷んでいる可能性が高いのでそこを確認していきます。

ホイールリムの状態

サーキット走行がメインだとすればタイヤ交換の頻度があがります。交換頻度が高いとリムに疵などが入るはずということです。
出品者さんと会話しながら触診していきましたが疵らしきものは見当たりませんでした。
というか外装の劣化というかヤレ感が年数を想像させますね。

ディスクの摩耗度

7000km走行で、サーキットなどで酷使していればディスクはかなり摩耗しているはずです。
・・・つるつるでした。 使ったのこれ?というレベルでした。
AGみたいにディスクごと交換しているケースもあるのでよく考えると意味がなかった可能性も否めませんw

始動性、冷却系、機関の確認

始動性に関してはすぐにエンジンは始動しましたが、冬場はかかりが悪いとのことでした。
なぜ?←保留案件

始動後に水温が104℃に達した時点でファンが回るか?
エンジンが止まらないか?
ラジエターから水漏れがないか?
を確認すれば試乗は必要なしとの判断だったのでエンジンをかけましたが、ノーマルマフラーと乾式クラッチの音が周囲に響き渡ります。

ガチャガチャガチャ・・・・

端から見れば壊れた車両のようだw
848EVOの湿式クラッチ&純正マフラーが静かなこと・・・
近くにいたオッサンがこっちに文句言いに来そうな気配を感じテストを中止したので確認はできませんでした。

同月車検をしたのになぜ売りに出したのか?

これも謎案件だったので聞くところによると。。。

オーナーはバイクを複数台所有されていて1098Sは自宅ガレージに保管し別のバイクはレンタル倉庫に保管している状態だったのですが、レンタル倉庫の立ち退きを命じられ止む無く処分となったそうです。
立ち退き通知がくる数日前に新品タイヤを入れてバッテリーを交換して車検を受けたそうです。
なるほどねぇ・・・
タイミングが悪かったということでしょうか。

外 装

バイクシートを被せカーポート保管時に台風により右側に転倒し、子供のチャリンコに接触してガリキズが多数ついたとのこと。 ホンマかいな?

その時にアッパーがスクリーンとステーごと折れてステーを新調、その時アッパーを黒に交換。
その他、右サイド・アンダー・テールにけっこうなガリキズが確認できました。


あとでよく見たらなぜか純正カーボンフロントフェンダー左側にクラックが入ってました・・・(-_-;外装はそこそこやられてますね(;´Д`)

さらにナンバーの反射板フレームの腐食が凄いAGは外装の小疵はあんまり気にしない方ですがさすがに要対策です。

その他、サイレンサー連結部のボルトの錆、ナンバーステーの錆、樹脂パーツの白ボケやら劣化が見られましたが、走行中に転倒した痕跡は見当たりませんでした。
タイヤは外周のペイントが残っているくらい新しいので間違いなし。
バッテリーは新品に換装しているそうです←たぶん
そこからトリクル充電器用のコネクター線が延びていました。
おまけでトリクル充電器(新品)もつけてくれるそうです。

試 乗

AGがほぼ同じ車両に乗ってきたので安心されたのか試乗してくださいということなのでちょっとだけ試乗してみました。
バイク屋さんに言われましたが「乗ってもわかりませんよ・・・」

セルを押したら一発始動、クラッチのガチャガチャ音が心地いいですが排気音含めて結構うるさいですw

848EVOとの比較になりますが走りだしがやたらとスムーズです。
クラッチジャダーもなくスルスルとスムーズに走りだします♪
ハンドルも当然ノーマルですが非常に乗りやすい印象です。
足回りがオーリンズだからか?

リアブレーキペダル位置が上目なのが個人的には気になりましたが、なぜかよく効きます。
フロントブレーキはbrembo特有のミィ~ミィ~鳴るパッドで中身を確認しなくてもすぐに純正であることが解りました。
あのパッドはブレーキがイマイチ効かないんです。

低速で半クラしてもスムーズにつながりますし、高いギアでアクセルをあけてもちゃんと引っ張ってくれます。
848EVOに比べて低速トルクがモリモリのイメージでしたが、ちょい乗りでは体感できませんでした。←あれは眉唾なのか?
たしか地面を蹴りだすようなトルク感だとどこかに書いてたと思うんだけど。
盛り過ぎかな? ノーマルだからかな?

あとは購入経緯から手放すところまで一通りヒアリングさせてもらい、しばし談笑後に返事は翌日午前中までにするとお伝えしその場を後にしました。

AGはこの時点で買う気メーターが95%まで上昇しており 「買いますわ!」 と口走りそうでしたがグッとこらえて後日返事することにして、帰阪後にバイクショップにて現車確認報告を行いました。

バイクショップにて

一通り話をしたら、「まぁいいんじゃないですか」と判断いただきました。
低走行で街乗りしかしていないことがだいたいわかったことで、持ち帰って点検しても大きな問題は出てこないのではないかというもの。

ただコグドベルトは要交換ですよ!と言われました。

後日出品者さんに確認したら点検したら問題なかったので12年間そのままなんだそうです(;´Д`)

ちょっとビックリ どこの店やねん!

ビックリ店はさておき、バイクショップ店主曰く
「お金さえだしてもらえばどんな故障でも修理しますよ♪」と頼もしくもありやや怖いお言葉。

お世話になって2年以上経ちますが相当なスキルをお持ちの方で絶対的な信頼を寄せられるショップさんです。
他店で購入したバイクでも診てもらえる、安心して任せられる。
近くにそんなお店があるのは非常に有難いことです。

意思決定

2日後にも他の方が現車確認される予定で間違いなく売れると思われたので、その日の晩に購入意思を伝えて後日引き取りに伺う段取りをつけました。
引き取ったらやることがいっぱいです。

・点検整備
・名義変更
・任意保険の切り替え
・848EVOのアフターパーツ取り外し
・1098Sへのパーツセットアップ
・ステッカーの発注?

とネタ満載ですね。

848EVO今思えば感慨深いものがあります。
一目惚れして即買いしてからというもの走行頻度が格段に増え、サーキット走行を再開できたこと、新しいショップさんに巡り合い、ドカ仲間が出来たりと非常に有意義な5年間 15,000キロでした。

でも1098への憧れが消えるどころか思いが増してとうとう購入まで踏み切ってしまいました。

早くも

D-EVO Act.2

となりますよね。

余談ですが
搭載エンジンに関して
848は、848Testastretta
848EVOは、848Testastretta Evoluzione
に変わった経緯があり、今回乗り換えの
1098Sは、当初からTestastretta Evoluzione
エンジンが搭載されています。

いわば元祖ですよねw
よってエンジン的にEvoEvoということでD-EVOブログの定義はクリアしているという判断に至りました。

ブログ名は
D-EVOs
(ディーエヴォズ?ディーエヴォエス?)
D-EVO Act.2?

トップ画像も更新なのか?
AGだけがこだわっているだけなんですけど・・・。 後ほど検討します。

ちなみにAGとしてはおそらくこれが最後のSSになるやもしれません。
(ホンダに戻れず終いですみません。)
これから紆余曲折あろうかと思いますが事故らずにボチボチやっていきたいなと思います。

AGはもうドカ沼にズブズブです。

848EVO から 1098S って同じ形ですよね!
白から赤に変わっただけなので新鮮味がないんですw
すでにヘンタイの領域に達した模様です。
引き取ってきてから名変・移植・カスタム等、次年度春までは大忙しです。

この度の車両入替えは、2020年11月の話となります。
諸事情あって今の今まで極秘裏に進めていました。
これより検討段階から書き溜めた記録を "1098S Roll out" まで順次アップしていきます!
※全30話の長編です。 

ドラマ化決定か?w

-CBR1000RR, DUCATI 1098S, DUCATI 848EVO, HYPERMOTARD 821