1098S 88HOUSE HID と アイラインLEDの取付け
2021/09/23
848EVOに取り付けていた88HOUSEのLOUD HID 45W H11ブラックスター(バラスト)を1098Sに移植します。
AGは機種に搭載されているパーツを交換するといった作業はまぁまぁできるんですが、新しいパーツを追加で取り付ける、いわゆる追加工を伴う作業は不得意なんです。
まぁ一度取り付けたパーツなんで、ちょこっと手直しをしながら取り付けてみます。
HIDの取付作業
マニュアルがどこかにいったので勘と自身が書いた過去ログDUCATI Tokyoの
「超難関! HID装着」を頼りに組んでいきます。
① 結線
配線は下記順番で結線していきます。
プラス線 : バッテリー(+) → ヒューズ → リレー → バラスト → イグナイター → バーナー → 本体Lo側SW結線
マイナス線 : バッテリー(-) → バラスト
結線自体は取り回しがややこしいだけでそれほど難易度は高くありません。
少しだけ改良すべく リレーから本体Lo側SWに結線する箇所を変更します。
前回はヘッドライトユニット内のH11バルブへのコネクター手前の黄・茶色線を識別して結線していましたが、よく考えたらヘッドライトユニットに配線が通る前の外側に配線があるはずなので、ヘッドライトユニットに接続されているコネクターの配線からSW信号を取り出します。ユニット内Lo側は黄(+)・茶(-)でしたが、中央のコネクターは向かって左から 白・緑・黄 になっています。
検電棒でチェックすると 白(Lo+) ・緑(-) ・黄(Hi+)でした。 結果ヘッドライトユニット内とは異なる配色でした。
本体から伸びている配線【白(Lo+) ・緑(-)】にリレーからのSW配線を結線します。
② HIDバルブの装着
ヘッドライトのバルブを外してHIDバーナーに入替え、予め穴あけ加工を施したバルブカバーからバーナー配線を取り出します。
(専用配線につき他に手段はありません)
そしてH11コネクターをヘッドライト内に押し込んで完了です。
写真がない(;´Д`)
③ バラスト設置と配線
バラストとイグナイターの位置決めが少し難しいです。
カウルの中のクリアランスがそれほど多くない1098Sですので雨水がかかりにくい場所に熱影響も考慮してバラスト位置はバッテリーとは反対側の冷却水タンク口の前のトレリスフレームにメタルボディーが干渉しないようにテープで養生してからインシュロックで取付け、ここは848EVOと同じ個所でここに取り付けているユーザーもちらほらいます。4年ほど装着していて問題なかったので正解なんでしょうね。
バラストからステムに向けてイグナイターを取り付けるのですが、ここで問題発生です。
配線の根元を観たら両線ともに被覆が7割ほど切れて銅線が顔を出していました(;´Д`)
経年劣化と振動が原因と思われます。
放置は危険なので対策として配線用のビニールテープを巻きつけましたがうまくいかず、2本束ねてバスコークで塗り固めてやりました。
もちろんバスコークが絶縁体であることが前提ですが・・・
・バスコーク
後に調べるとメーカーが絶縁体であるとを保証していないようですが12V程度なら実績的に問題ないといった記述もあります。
ちょっと怖いのでバスコークが乾いたら2線の中央からカッターで割いてテープを巻いてちょっぴり絶縁しました。
手直しが完了したところで今回は中央部のミラーステーから配線をして完了。
問題なく点灯しました。しかしながらバーナーは若干垂れ下がってるわ、得体のしれない粉出てるわ配線も若干問題ありなので、次壊れたら潔く新しいものに換装します。
その場合もLEDではなくHIDで45w → 55wですかね。
明るさは正義ですから!
LEDアイラインの装着
848EVOに導入したLEDアイラインを再度取付けします。
純正ポジションランプの配線をLR共に切断しギボシ加工を施して養生します。そして、本体側から伸びている配線にメスのギボシを4個取り付けます。通常であれば誤結線防止のために端子をオスメス使い分けするのですが、LEDは極性があるので結線間違いをしても差し替え可能なように同じもので統一しておきました。
あとはLEDバーをヘッドライトに貼り付けてからアッパーをあてがって位置を微調整して終わり・・・なんですが、その前に点灯確認です。
左目用の眉間から30mmに渡って点灯不良
を起こしていました(;´Д`)あ~ぁ
補修できないので点灯不良部分をアッパー内に押し込んで装着します。
アッパーをつけたら接触状態が改善するかもと淡い期待を抱きつつアッパーをつけました・・・・ん??↓?????
無駄でしたw
黒アッパーからの赤アッパーカウルに交換していい感じなんですけど、ちょっと問題が・・・
アイラインLED本体のアッパー内に隠れている部分が発光した際にアッパーを透過して発光しています(;´Д`)1098純正の赤アッパーが薄いのでしょうか?848EVO(白)ではなかった現象です。
848EVOのアークティックホワイトシルク色が光を透過させなかったのかアッパーカウルが分厚いのかわかりませんが、さらにメーター周りの奥の隙間からアイラインLEDの光が漏れていますw
LED発光がアッパーを突き抜ける現象は、後日アッパー側の透過しそうなところに黒い両面テープを貼り付けることで透過させなくしました。
メーター周りの光漏れはおしゃれとしてそのままにw
純正ポジションランプから今風のシュッとしたアイラインに変更が完了これにて電装系パーツの装着が全て完了しました。
この時点で2月末になってしまい工期が大幅に遅れています(;´Д`)
残された作業は
・タンクサイドとセンターパッドの貼付け
・ラヂエター&オイルコアガードの装着
・フロントカーボンフェンダーの取付け
・グリップ&スロットルボディの交換
・クラッチのプレッシャープレート・リテーナーの換装
・カウルの組付け
・フロントスプロケットの交換
っていうかまだまだかかりそうです・・・・(;´Д`)