ガレージ 波板屋根の補修(DIY)

2021/12/13

AGはマンション暮らしでして保管環境とセキュリティの観点から保管場所を
・マンションの立体駐車場にCRF250L
・離れた場所にバイク専用ガレージに1098S
を借りて保管しております。

バイク専用ガレージ

この度の補修はガレージの方でバイク専用と銘打っておりますが、シャッター付きガレージ横の空いた敷地に前契約者の大工さんが資材置場にと小屋を建てたのが発端で、スペースは横1,000mm×奥行き4,600mmの木のフレームに波板を打ち付けたいわゆる“掘っ建て小屋”にバイクを停めています。(電源ナシ)

おおよそ15年前にCBR900RR(SC33)からCBR1000RR(SC57)に乗り換える際に契約したのが始まりで入居?時に間口が700mmの波板×木の扉ではバイクの入出庫するには狭いのと簡単に蹴破れそうだったので、知り合いの鉄工所のおっちゃんに鉄製の頑健な扉に魔改造してもらった経緯があります。それ以後、ガチのガレージ荒らし(隣のシャッター付きガレージ)がありましたが、隅っこの当ガレージは無事で一度も被害にあったことがない素晴らしいガレージです。
さらに扉に2個 バイクにもカギをつけているので素人相手だと無敵だと思っています。

でも錆が凄い(;´Д`)

余談ですがこの15年間でガレージ内の侵入を許してしまったのが蜂(巣作り)でして過去3回、死闘を繰り広げたことがありました。
(スズメバチジェット・バルサン・パーツクリーナーにて撃退!!)
最終的に隙間という隙間を全て埋めることで長きにわたる戦いに終止符が打たれた経緯があります。

ガレージの補修方法

鉄の扉のさびはたまにペンキを上塗りしていましたが、去年あたりから地面の足場板が濡れた痕跡(シミ)があったため屋根から雨漏りしていることが判明しました。

雨漏りは広範囲にわたっており限定はできませんでしたが、おそらく屋根材の波板(プラ?)に傘釘が打ち込まれているのですがシールのスポンジが劣化で痩せたり飛んでいったところから漏れていると考え、適当に屋根補修用のスプレーを塗布して雨漏り対策としていましたが効果がなかったので更なる対策を講じます。

大家さんに補修依頼

本来ならばこれで済みますが、かなり格安で無理やり間借りさせてもらっているので自力でやります。

屋根の貼り替えまたは2重張り

コスト増過ぎます! 割れているわけではないのでそこまでしなくていいかと思い却下です。

傘釘からの水漏れ対策

知人の職人に安くてお手軽な雨漏り対策はないかと聞くと「コーキングでええんちゃう?」とアドバイスを受けたのでコーナンPROに走ります。

コーキングは種類が多いですが、屋外用の「変性」って書いたヤツにしたらいいそうなのでコーナンオリジナルPRO-ACTの変性コーキング(ブラック)437円にしてコーキングガンは195円の激安のモノにして合計632円で済みました。

とにかく「変性」にするのがポイントだそうです。

ガレージ補修

屋根補修なので自宅から脚立をCRF250Lに積んでガレージへ。
コーキングの硬化には余裕をみて3日程いるそうなので3日間は雨の降らない天気予報の時に実施することにしました。
(コーキングには1時間で硬化とありましたが念のためです。)


コーキングのキャップを外して中のシールを突いて破ってからキャップ先端のコーキングを拭き取り、穴径を5mmくらいになるようにキャップ先端をカットしてからガンに装着して準備完了。脚立に乗って早速作業を開始します。

本来は屋根表面の汚れを落とす方がより密着すると思いますが面倒なのでそのままいきますw

傘釘上部から側面の波板接合部分に至るまでブチューっとウ〇コみたいに盛り気味に塗布します。


これでシールができるはずですw

それを地道に傘釘4列20箇所、計80箇所ほど同じようにウ〇コを増産しますw

90cm高さの脚立なので奥の傘釘にガンが届かないかと思いましたが屋根が割れない程度に身をのりだしてなんとかすべての傘釘にコーキング処理が完了しました。

さらに波板の合わせ目もコーキングしましたが3つ山ほど重ねているのでコーキングなしでも水の侵入はないと施工後にわかりました。

コーキングが余ったので中の傘釘が木に刺さっている部分もコーキングを充填していきましたが5か所ほどやったところでコーキングがなくなったのでこれにて終了です。(中まではしなくていいのでは?というアドバイスもいただけたので・・・)

小屋ができてから3年以上+入居して15年での雨漏り・・・そりゃそうです。
それを632円で補修したので失敗しても腹が立ちません。

そういや効果の確認はどうするの?

雨の日にガレージに行って目視ですかね?しませんけどw

数週間後に見に行くと、コーキング部分がゴムのように硬化しており取れる気配がないほどガッチリと固まっていました。

中はというとバイクカバーに水滴がついた形跡はなく、以前に水が染み込んだ板はシミになっていて効果があったかどうかの識別ができない状況でした。
気になったもんで床板を裏返してみると行き場のない水分がガッツリ裏面に付着していて板が腐り始めている様子。

一部裏返して乾燥させてみましたが、数日では効果がなさそうなので今度バイクをピットに入れた際にすべての板を剥がして乾燥させたいと思います。
板の反りはどうしようもないで放置します。 もう15年も経過しているので・・・。

-GEAR, repair & maintenance