CRF250L(MD47) AIキャンセル + 持病再び

2023/01/26

MD38(初期型)と比較してどうもMD47はパンチがないように感じる今日この頃、フルエキマフラーに交換したのでパワーボックス的なパーツへの交換は不可能としてもうちょっと安価でなんとかならんのか?と探していたら見つかりました。

装着してみてなぜMD38の時に採用しなかったのだろうと今さらながら思うわけでございます。

AIキャンセルとは?

排ガスをクリアするために、未燃焼ガスをエアークリーナーに戻して再燃焼させる排ガス規制に準ずるECOな機構の事だと認識しています。

最初AIと聞くと人工知能が搭載されているのかと一瞬だけ想像してしまいました(´Д`;) ← んなわけあれへんw

Air induction(エア インダクション) = 空気誘導・空気導入

であって

Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス) = 人工知能

ではありませんので注意が必要ですw

AIをキャンセルすると以下の効能があるようです。
・トルクアップ
・エンジンブレーキの軽減
・アフターファイヤーの減少
・軽量化

さっそく購入したいところですが、MD47に適合する旨記載したものがありません。
いろいろ深堀したら「MD44適合のものでMD47にも付く」という記述があったので早速購入です。

ヤフオク・メルカリ・Amazonにありましたが最安のメルカリにて1,999円にて発注。

Amazonだとこんな感じです。

型式要確認です。

数日後届いて中身を見たらAIユニットのフタと除去したパイプ差込口のキャップでした。

まぁフタしてキャップするだけですから当然と言えば当然です。

購入後から寝かせること3か月以上・・・zzz
(AGは買って終了なところがありついつい放置気味)

脱着

場所はこの辺

作業前にスパナの可動域確保のためにサイドカウル両方を外すことを推奨します(;´Д`)

①シリンダーヘッド上のAIから出ているパイプを外します。



②8mmのスパナ(メガネは無理)で2か所あるボルトを外します。

たった2本のボルトの脱着がこれほどまでに高難易度だということをバラし始めてわかりました(´Д`;)

タンク下中央に位置しているAIカバーのボルトを左右からそれぞれアクセスしスパナでパイプを押しのけながら少しずつ緩めて最後は手回しで外していきます。

ボルト2本を緩めるだけで結構時間がかかりました(;´Д`)

タンクを外せば一撃でできそうですがものぐさなAGはそのままで作業したので返って苦労しました(;´Д`)
ちなみにメガネレンチでは無理としたのは、ストレート形状でないことと片側のボルトの奥がAIの突起に干渉してメガネがハマらないからです。

外したAIユニット

③パイプを外したワンウェイバルブにゴムキャップをつけて栓をし純正クリップで固定します。

これはユニットを外さなくてもできなくはないです。
しかし手探りです(;´Д`)

④AIキャンセラー(フタ)に置き換えます。

シリンダーヘッド上部のボルト頭との干渉を避けるためにAIキャンセラーの掘り込み部分を合わせてボルト留めします。

ある程度まで手で締めこんだらスパナで増し締めして完了です。

やっと終わった(;´Д`)

インプレ

トルクアップ

走行中にアクセルオフからオンした時のピックアップが明確によくなりました。
フロントが浮くほどではないですがレスポンスが向上しました。
これをトルクアップと呼べるのだろうか?

・エンジンブレーキの軽減

これは装着前と違和感がないレベルなので体感的には薄いです。
スリッパークラッチっぽいのもついているのでよくわかりませんw

・アフターファイヤーの減少

確かに強烈なエンブレ時にバンバンと小さく鳴っていたのがなくなった気がします。
そういえば装着後一度も鳴っていません。

・軽量化?

確かに軽くはなっていますが17g程度なので体感できません。

・燃費の悪化

AGだけかもしれませんがレスポンスが向上することによって、いろんな意味でぶん回したくなってしまい燃費が2~3km/Lほど下がりました。
キビキビ動いて楽しくなった代償でしょう・・・

結論としてAIキャンセラーは2,000円程度なので費用対効果は抜群であり、お勧めしたいところではありますが排ガス規制対応の機構なので厳密にいえば違法改造にあたるので自己責任にてお願いいたします。

持 病

秋に差し掛かり気温が低くなってきたと同時にMD38同様の持病が顔を出しました。

バーン~バーン~プスっ(;´Д`)

信号などの減速時ブリッピングでシフトダウンしながら最後にクラッチを切った状態でアクセルをひねってニュートラルにしたらエンストするやつです。

発生率は初期型より低めですがまだ改善してなかったみたいです。
たぶん同車種オーナーは秋冬で経験していると思うのですが・・・

-Accident & Malfunction, GEAR, HONDA CRF250L