CRF250L(MD47) 納車時のカスタム

2022/06/03

この度、無事に納車となった’21 CRF250L<S>納車に至るまで以下の改良?を加えております。

変更点

①KTM内圧コントロールバルブ

これはMD38からの移植です。
シフトダウン時のエンジンブレーキがマイルドになるパーツでKTMの純正品を流用。
クランクケースからのオイル漏れなどが遅延したのもこのパーツのおかげらしいです。
5年ほど運用していましたがたまに中身を掃除していたら長持ちするのではないかと・・・
MD47はこの周りにいろんな環境負荷低減パーツが付いていてウザいので取付けをお願いしておきました。
スリッパ―クラッチが減るのも嫌ですしロードで使う方にはお勧めです。

装着写真はありません・・・どこについているかもよくわかりませんw

②ナックルガード


純正オプションパーツKIT,KNUCKLE GUARD 型番 : 08P70K1TJ50

MD38の時はXR250のナックルガードを無理やりつけていましたが今回は純正オプションです。
ラリーは黒でノーマルは赤です。

実物を見て思ったのですが、表面は塗装ではなく素地ままのマット色でした。
なんかチープだ・・・(-_-;)

ボディ色とやや異なる感じがして少々違和感を覚えました。
雨風が少しだけ凌げればよい程度なのでハンドガードはいずれ検討します。

③リアキャリア

・純正オプションパーツ KIJIMA 型番 : 210-2761

素朴でやや高価ですが以前転倒時にキャリアがねじ曲がりましたが壊れることはなかったので見た目より耐久性重視です。
デカいパニアケースをつけるならスティール製がお勧めです。

これにMD38から引き継がれた
・GIVI モノロックケース用 汎用ワイドベース 94540

ワイドがいいですよ

を装着してその上に
・GIVI モノロックケース E43NTL 95339

を載せます。 大容量は正義


④前後タイヤ

2BK-MD47はJBK-MD38と共通ホイールだったので標準装着のIRCのブロックタイヤをMD38のスペアホイールに移植して本体にはIRC GP-210のオンロードタイヤを装着しました。

いつも使っている銘柄です。

ロードオンリーならIRC GP-210がコスパが高いでしょう。
そこそこライフでそこそこグリップです。

 

⑤ブレーキディスク & サポート

ブラケットサブASSYフロント 型番 : 45190KZZA21

ディスクCOMPフロントブレーキ 型番 : 45120KZZA21※写真はMD38に装着のもの

MD38時はCRF250Mのディスクセットでボルトオン大径化したので今回はラリーのディスクセットでボルトオン大径化を実施しました。
調べるとこの型番はCRF250Mのディスク&サポートの型番と同じものでした。
ということはCRF250M(MD38)を同じローターがラリー(MD47)に継承されていることになります。

ちゃんと写真を撮ってませんでした(-_-;)

純正
大径化解りづらいですね・・・

理論上ではディスク径がφ256 → φ296と40mm(15%UP)大きくなった分、制動力が向上する上、純正品なので安心ポン付けです。

よく効くパッドに交換するよりも制動力のアップを体感できます。
純正パーツ流用カスタムとしては秀逸です。
DAYTONA 赤パッドとの相性が抜群でディスクが長持ちします。

⑥ETC

予てから装着したいと思っていたETCを1098Sから移植です。
取付けはバイク屋さんにお願いしました。
やはりプロがやると細部に至るまでキッチリ丁寧に仕事をしてくれてます。
収納は工具入れスペースです。

 

⑤マフラー

ヤマモトレーシング製のフルエキゾースト(チタンサイレンサー)

当初はスリップオンサイレンサーとパワーボックスの組合せを検討していましたが、エキパイにパワーボックス的な機構をもたせたヤマモトレーシング製フルエキゾースト (チタンサイレンサー)となりました。サイレンサーボディはチタン製

サイレンサーエンドはアルミの削り出し
ロゴはレーザー刻印

マフラーヒートガードもアルミ削り出し他社品はヒートガードは純正流用が多い

見掛け倒しではなくパワーもしっかり上がっています。

エビデンスを貼り付けておきます。

ダイノジェットによる測定で後輪出力なので10%ロスしていることから補正すると。

・純正マフラー
後輪出力:18.99 → 補正値:20.15ps

・ヤマモトフルエキ
後輪出力:20.89 → 補正値:22.17ps

2psほどアップです!
馬力にしたら10%程度の上昇ですが、トルクの谷が消滅して滑らかに立ち上がるパワーカーブとなっています。
アイドリング時のパルス感も音もMD38より向上しています。

燃調が薄く制約が多い中ここまで性能を上げてくるのは凄いと思います。
サブコンを入れたらもっと馬力が上がるようです。

CRF250Lに何を求めてるんや?と思われそうですがどんな用途の車両でもキッチリと性能を上げてくるヤマモトレーシングさんの姿勢はさすがです。
パワーボックス的なエキパイは他のメーカーでいろんなものがありますが、サイレンサーも交換する予算がある方は是非ともお勧めしたいパーツです。

世界第1号の装着となります(謎)

納車と同時に組付けたパーツは上記となりますが、今後は低予算でいろいろと装備を追加していこうと考えています。

基本的には通勤快速として長く運用していくコスパ重視のカスタムですのでこういうのもアリかと。(マフラー除くw)

今回はコケないように大切に乗りたいと思います。

-GEAR, HONDA CRF250L