ZX-12R TOKICO 6POTキャリパー オーバーホール 装着
2024/05/07
やっとのことでOHが完了したTOKICO 6POTキャリパーをZX-12Rに装着してみます。
キャリパーサポートにキャリパーを固定し取付けボルト2か所を規定の34N・mで締付け
メッシュホースにバンジョーボルトをクラッシュワッシャでサンドイッチしてから
規定の25N・mでバンジョーボルトを締付けます。
・クラッシュワッシャー ESP302 SWAGE LINE クラッシュワッシャー ESP302(t=1.0mm 内径10mm)
グッ、グッ、グ、グ、グ、グニャ!?
デストロイっ!!(;'∀')/
穴が穴がぁぁっズレて。。。ぁ!
規定トルクに達する前にトルクが抜けてバンジョーボルトが折れました。・゜・(ノД`)・゜・。
なんでや!?
よくよく考えたら本機に装着しているメッシュホースとバンジョーボルトは社外品でバンジョーボルトはアルミ製なので、なるべくしてなった模様。
おそらく純正バンジョーボルトはステンレスなので同じトルクなわけがないwww
アルミバンジョーボルトのトルクなどは、ステンレスより低トルクだということが何故分からんのだ!!と自身に問いかけてみる。。。。
開始15分で作業終了、ショップに買いに走りますΞ(;゚Д゚)。
NAPSにてステンレスバンジョーボルトを探しましたが10mm×首下長さ23mmのピッチ1.25mmの物がなく
NAPSオリジナルアルミバンジョーボルト+ワッシャ2枚付きを550円/個を2セット買いました。(左右で色違いもアリかなとも思いましたが同色で)
翌日作業を再開。
キャリパーOH成就のために!
さてトルク何N・mなの?ってことで調べたらメーカーによって違う見解でしたが、本機はスウェッジラインなので推奨の12N・mにて締付けて完成となりました。
取付が終わったところで全ての個所のボルトを再点検してブレーキフルードを入れて
右キャリパーにホースを接続し
シリンジでエアーを吸い上げ
左も同様に
マスタータンクもシリンジで吸い上げ
粗方エアーが抜けてからマスター→右キャリパー→左キャリパーの順番でシリンジでエアーを吸い上げてからオイルを2巡ほどさせて一連のキャリパーOHは完了しました。
フルードがちょうどなくなりました(´Д`;)
ブリーダーボルトを既定の8N・mで
左右締付けて完了です。
ちょっと回してみます。
↑まだ引き摺り感はありますがかなり改善されました。
前がこれでしたからね(;´Д`)↓
帰路ブレーキタッチを試しましたがさすがメタリカ!
カッチカチでAG好みの仕上がりとなりました。
新品以上のパフォーマンス?でやった甲斐がありました。
後に解る話ですがまだ問題があるんですよ(;´Д`A ```
というわけで
今回必要に迫られて実施したOHではありますが、予想以上の朽ち果て具合に苦戦を強いられました。
なのでAGから言えることは
年代物の6POTキャリパーをOHするくらいならbrembo 対向4POTに更新すべきだと。
それくらい手間暇かかるんです・・・
車のプロに言わせたら「趣味の領域」なんだそうです。
手間ばかりかかるのでASSY交換が望ましいですよね。
全て自己満足ですから( ノД`)シクシク…
↓今回使用したGEARたち↓
・SWAGE LINE クラッシュワッシャー ESP302 550円
・METALLICO spec3 ブレーキパッド 7258 × 2 15,208円
・ピストンシール類 2キャリパー分 13,500円
・naps アルミバンジョーボルト×2 1,100円
・油脂類(ラバーグリス・DOT5.1フルード)
・ツール(キャリパーピストンツール・ブレーキキャリパーほじほじ君・シリンジ・ブレーキエア抜きセット)
油脂類・ツール抜きで
30,358円かかりました。
コストかかるよね~( ノД`)シクシク…