1098S シート下にカーボンパネルを自作して装着

2021/09/22

ETCとシフトインジケーターの取付け時に気になったのが、シート下の隙間。

テールガードサーマルプロテクション(サイレンサー上のテールカウルアンダーカバー)が、なぜかシート後方の手前までしかないので、シートフレームから下のサスペンションリンクやエキパイがガッツリ見える台形の大穴が向い合せで2箇所空いてるんです。オーリンズが見える♪

ここに雨天時泥水が跳ね上がるんでハーネス類がドロドロに汚れるんです。
今回はその対策を実施して参ります。

なぜ大穴が空いているのか?

バイクショップ店主に聞いたところ、“特に必要がないからか、熱対策で空けている可能性がある”ということです。
必要がないのが理由だったら凄いなとw

“バイクのハーネスはそんなに軟じゃないのでそんなに気にしなくていいですよ”ということでしたが、さすがにドロッドロになるのが嫌なので対策してみます。

最後に、“気になるのであればカバーするのは構いませんがマフラーの熱がこもるような構造はNGですよ”釘をさされたので、直接泥水がかかりそうな箇所だけカバーするイメージで構想を練ります。

カバー作成

パイプフレーム間だけ埋めるべく前後2か所の台形寸法を取って図面化し、余り物のCFRP板をヤスリで削って作成、現物合わせをしてから下穴を空けて接触面にその辺にあったエプトシーラーをスポンジ代わりに貼り付けて
インシュロック止めして完成!現物合わせを何度かやりましたがカットが面倒だったのでベルトグラインダーで側面を25mmほど削りました。
秒殺で削れるんですが削った粉で辺り一面煙幕状態w
体に悪そうですがその代わり加工速度が速いです。
これで泥水被害が軽減できたらいいのですが・・・

材質について

当初は加工が簡単なアルミ薄板をと思っていたのですが、上にハーネスが通っているので電気を通す材質はどうかということで断念。
アルマイト加工でもしたら絶縁するんですけど手間がかかるので。
そこでCFRPに材質変更して製作していたのですが、そういえば炭素繊維も電気を通しますよねw
ベークライト
という案も出ましたが振動に弱そうなので却下です。

まぁ見てくれだけはマシになったので良しとしましょう。
裏から見たら判りづらい(;´Д`)

誰も気づかない自己満パーツの加工取付けでした。

1098系ユーザーはシート下の泥汚れは気にならないのでしょうか?

それにしても配線だらけでぐちゃぐちゃです。

-DUCATI 1098S, DUCATI 848EVO, GEAR, repair & maintenance