CRF250L 転倒からの改修(ブレーキ・グリップ・ウインカーなど)トルクレンチ1本目
2021/02/23
昨年の転倒より今年に入っても車通勤で、バイク通勤を復活させるためにも壊れた個所を補修します。
右側にスリップダウンした影響で、グリップ・スロットルボディ・ブレーキレバー・ステップ(ペグ)・リアブレーキペダルが損傷。
取り急ぎフロント回りがねじれている可能性を考慮しバイク屋さんに診てもらいました。
結果的に緩めて修正という感じでフォークは無事でしたがハンドルが微妙に曲がっているようです。
でも気にしませんw
ちなみにステップは土木工事で修正してもらいましたw
でも根元がひん曲がってますね(-_-;)
各種パーツの検討購入
1.フロントウインカー左右(純正品) ¥3750
メルカリで購入ほぼ新品でした。
2.スロットルチューブ
ZETA テフロン スロットルチューブ オープンエンド ブラック 品番[ZE45-8124] ¥968
今回の転倒で斜めに削れあがってたので変えなくても問題ないですが安かったので交換です。
本当はクローズドエンドが欲しかったのですが在庫なしとのことでオープンエンドに
3.グリップ
dominoオフロード DSH グリップ エンドクローズタイプ
サイズ:118mm 品番[A26041C4240] ¥2,750
前回よりもオフよりのグリップです。
やっぱり短めw
4.ブレーキペダル
CRF250L リア フットブレーキペダル アルミ合金製 鍛造加工 CNC 耐衝撃性 赤 JIN YAO ¥3,900
純正やZETAは1万円以上するので人柱的に購入。
5.ブレーキ・クラッチレバー
メルカリで程度がよさげな中古をチョイス ¥1,600
6.バーパッド
MOOSE RACING バーパッド用 L=234mm Org 【0603-0629】 ¥655
ZETAが紫外線?直射日光によりパリパリに割れてきたので購入。
7.フロントタイヤ
IRC オフロードタイヤ GP-210 3.00-21 51P WT フロント ¥5,679
去年リアタイヤを交換してから遅れて導入。
カチカチフロントの影響でコケたのかもしれませんw
だいたい年末にはパーツが揃っていたのですが、今回はまとめてAT(アフリカツイン)氏のピットで修理を丸投げします!
修理開始
今回AGは足を負傷しているのでほとんど何もしていませんw
写真もあんまり撮れていませんし順番はバラバラですが挙げていきます。
1.フロントウインカー左右(純正品)
純正品はフロントマスクの左右2か所ずつ10mmのボルトを外してからカプラーの束をバラしてから17mmのボルトを外して交換します。社外品ではないのですんなり装着。点灯確認したら左のポジションが切れていたので外した右の球だけ移植して完了。
2.スロットルチューブ
グリップを外すと純正チューブが割れていてハンドルも削れてしました。さらにハンドルの塗装が剥がれていたので表面を均してから軽く塗装して組付けです。
純正クローズドエンドチューブより短めですがグリップも119mmと短めなので問題なし。サクッと交換完了
グリップつけてスロットルを回すとものすごくレスポンスがいいです!
グリップ交換時に同時交換をお勧めします。 1,000円でここまでレスポンスが上がるなら変えるべきです!
オープンエンドスロットルにクローズドのグリップでも問題ナシです。
3.グリップ
前回よりもオフよりのグリップです。
左右セットなので左にも装着しますが、前述したように左のハンドルが太目なのでボンドを塗ってからの押し込みに相当力が要ります!次回はハンドルも換えようw ホントに力要りますので(;´Д`)CRF250Lに118mm長のグリップは短いです。10mmくらい隙間が空きます。
4.ブレーキペダル
おそらく中華製のブレーキペダルですが、取り付け自体に大きな問題はありませんでした。
・問題点(強いて挙げるなら)
①ペグのイガイガ
標準より高い位置にマウントされているのでつま先を置く位置が高くなります。オフ乗りの方だと高さはあまり気にしないと思いますが、イガイガの内1個が、手で緩みました。
工具を使って締めましたがいつまでもトルクが変わらずに回り続けます・・・・ってネジ山がナメてました(;´Д`)
おそらく最初からです。 G17をドプっとつけてからかるく締めておきます。AGは位置が高いのとイガイガ過ぎるのが嫌なので後日ガリっと削ります。
②ペグの取付ボルト
M6のボルト(+頭)を突っ込んでペグユニットを取り付けているだけなのでボルトが緩んで脱落しそうです。ボルト穴が貫通で奥当たりしないのでM6のロングボルトにナットでバキッと締めておきました。これで安心かと・・・?
③センターボルト
ペダルの支点となる箇所なのでグリスでヌタヌタにしてからボルトを締めきった後に割りピンで抜け止めをしています。
交換頻度は低いですが、ベータピンに換装しています。
帰阪した時にチェックしたらペダルが左右にグラグラでしたのでボルトを増し締めしておきました。脱落することはないですが緩むと支点が偏摩耗しそうで怖いです。
それとアルミフレームの強度が足りないような気がします。
AT氏の見た目では、転倒したら思いっきりひん曲がるか折れるでしょうね・・・と。
やっぱりここは鉄なんですかね?
さすがにZETAみたいにはいきません。
ちょいちょい点検が必要だと思いますがAGとしてこのパーツはアリだと思います。
5.ブレーキ・クラッチレバー
少々ガタツキ軽減の処置は行いましたが純正なので取ってつけるだけ。
ブレーキレバーはボッキリと折れていたので直って安心です。
6.バーパッド
ZETAのパッドを取り外したら中の鉄棒が腐食
していたので削ってからZincスプレーを吹いてから黒スプレーで仕上げ。ちょいちょい塗り残しがありますが見えなくなるのでそのまま装着。
L=234mmはCRF250L純正ハンドルにピッタリです!
7.フロントタイヤ
去年に履き替えたリアと同じ銘柄です。 今まで履いていたBSバトルウイングがカチカチだった影響でコケたのかもしれませんw
交換はあまりにもあっさり終了。
ちなみに隣にMADなタイヤがあります。未舗装路は走らないのでお預けです。
トルクレンチ
今回、各種主要部の締め付けにトルクレンチを採用しました。
トルクレンチは20~110Nm(3/8)で文字表示が黒く塗られていて視認性もよく扱いやすいと定評のサムライディングをチョイス。
【ロックリング・高視認性目盛り】Samuriding トルクレンチ 自動車 バイク タイヤ交換 (9.5mm(3/8インチ)・ブラック) SIG-T102
製造は台湾製ですが、ロック機構も使いやすく、校正証明書も付属、さらに手書きのメモやオマケの手袋までついてなかなか気分が良かったです。
精度的には検証のしようがありませんが、手ルクレンチで締めるよりもずっと安心です。
フロントアクスルは 73.5Nmアクスルロックボルトが 20Nm
カチッと完了。DUCATI用に5~25Nm(1/4)も買おうかと思います。
8.フロントキャリパー清掃+フルード交換 ← おまけ
1年ほど使いっぱなしなのでフルードが変色
分解清掃をしてからパッドを見たらほとんどありませんでした。フルードタンクの油面が下がってるなぁなんて思っていたらやっぱりパッドのセンターの溝がなくなるくらい擦り減ってました。
さて交換したのはいつのことやら・・・帰宅後amazonで発注です。
なのでフルードは少なめにしてもらいました。
というかフルードが結構劣化して変色していました。
9.KTM 内圧コントロールバルブの清掃 ← おまけ
まったく掃除してなかったのでバラしたら水が溜まってました(-_-;)結構お世話になっているパーツなのでキレイにしておきます。
ボールが変色してますねw
リアは次回おこないますが、ローターが偏摩耗してパッドもなくなりかけでしたね。
これも後ほど発注です
そろそろ始動できそうですが久々に乗ると、なんといいますか人馬一体というかシンクロ率が低いんですよね。 コーナリングも怖くて思いっきり曲がるのを躊躇してしまうようになりました。
こんな状態ではDUCATIに乗れる日もまだまだ先かもしれません。