個人輸入 DAINESE X-TOURER D-DRY・FULL METAL6 と真贋認証システム

2021/04/22

昨年のCRF250Lでの転倒で長年愛用していたジャケットの右上腕部にダメージを受けた経緯があります。

もちろんのことDAINESEの高いプロテクションにより上半身は無傷でしたが、見た目上そのまま運用するのは忍びないので勢いに任せて購入することにしました。

ウェアの選定

他メーカーも少しだけ比較検討しましたが、やっぱりダイネーゼで貫きます。

① ジャケット
ダメージを受けたTEMPORALE D-Dry WPは5年ほど前にアメリカから仕入れてもらった経緯があり、今回も同等のものを探していましたがすでに廃盤で、次候補がTEMPEST 2 D-DRY JACKETでしたがデザインが意に沿わないことよりアップグレードしてX-TOURER D-DRY JACKET サイズは56 ブラック/レッドにします。

② レーシンググローブ
更新するつもりはなかったのですが、以前に購入して2回しか使ってなかったDAINESE DRUID D1 LONGがあるのですが、当時はサイズが大きめとの情報よりLサイズを手に入れましたが、インナーグローブを装着した状態でグローブを装着するとパツパツで可動域に制限がかかるので悩んでいました。

余談ですがDAINESEのHPのカテゴリ選択の画面で、LAGUNA SECA4のレーシングスーツにFULL METAL6のブラック/レッドを合わせたライダーの写真がものすごくかっこよかったのでFULL METAL6 にしようと考えました。

商品詳細は上記商品名からリンクで確認すればよいのですが気になるコメントが!!

妥協は一切ありません。
勝利をつかみ取るトラックグローブです。

必ずや勝利をつかみ取りますwww
とにかくものすごくいいものなんでしょうね。

FULL METAL6は市販グローブでおそらく仕様も価格も最高峰なので一度は所有してみたかったのもあります。
DAINESE JAPAN価格:66,000円 えげつない値段ですよね、ただの皮グローブですよ(;´Д`)

前回の経験を生かしてサイズはXL ツナギに合わせてブラック/レッドにします。

発 注

日本正規店で上記2点を購入すると143,000円するので予算オーバー。
国内オークションで探すも目新しいものがなかったことよりので海外通販で購入することにします。
購入先は Motostorm ・ Motoin ・ FC-MOTO とありましたが価格と送料を比較検討した結果 FC-MOTO にて購入することにしました。
ドイツのFC-MOTO はおそらくバイクウェアの個人輸入では有名だと思います。
AGは過去に数回購入実績があり大きなトラブルに見舞われたことがないことからFC-MOTOで発注です。

小さなトラブルでは、箱が輸送中に濡れて段ボールがズタズタに破れて中身が見えていたことがありましたが、幸いにも中身は無事でした
(-_-;)

ジャケットはX-TOURER D-DRY JACKET で決まりでしたがグローブは価格が高い為STEEL PROのブラック/レッドを探しましたがあいにく欠品でしたのでフラッグシップのFULL METAL6のブラック/レッドを発注することにしました。

必要分だけだと芸がないので新ロゴDAINESE Tシャツ ブラックを発注(DAINESE新ロゴver)
過去に購入したXLサイズのTシャツが思いの外小さかったのでXXLをチョイス。
デカすぎはある程度許容できます故。

もちろん支払いはPAYPALで。←登録手続きに少々時間がかかりますが、PAYPAL経由だともしもの時に安心です。

輸 送

3月1日に発注して到着が3月23日 ちょっと遅い気もしますがここはだいたいそれくらいの納期です。
(お急ぎ便がありますが送料増なので普通便です。)
ドイツからの発送はDHLですが、日本に着いたら日本郵便にスイッチします。
AGは大阪なんですがドイツから神奈川に入ってから大阪の国際郵便局に搬送され関税が決まってから地元郵便局経由で届きます。
日本に届いて関税がコミコミ5,000円かかって結局DAINESE JAPANの62%程度で仕入れることができました。
(購入詳細は他のブログなどでご確認ください。)
そんなに難しくないので誰でもできると思うのですが。

検 証

① ジャケット

フィッティングは従来56サイズ(XXL?)ですので問題なし。
X-TOURER D-DRY JACKET ですが、今回3レイヤーということでバラしてみますw

・1レイヤー目インナーが薄手のダウンジャケットのような外観だったので単体で使えるかと思いました。
たしかに単体でフロントZIPが使用でき両サイドにポケットもあって使えなくはないですが、タイトに作っていること少々袖の長さに余裕がないので単体での運用は難しいかなという印象。

・2レイヤー目(画像なしw)
非常に薄い白半透明ビニールのカッパみたいで単体で使えなくもないですが使いたくないですw
ファスナーとボタンで締めることが可能です。

・3レイヤー目
ジャケット本体です。
胸部左右2か所に、
ベンチレーション
上腕内側2か所、背中全体がファスナーで開閉できベンチレーションとなります。胸部内側には左内ポケット、前面腰部左右2か所にファスナー付きポケット。
胸部内側左右にチェストプロテクターポケット、背部にバックボーンプロテクターポケットを装備。
全天候型オールシーズン対応なので凝った作りをしています。
AGとしては12~3月の冬季運用しかしませんけど。

面倒な仕様・・・

3レイヤーの接合はファスナーではなくレイヤーの要所要所にあるループにボタン留めしていくタイプで全てをつなぎ合わせますが、フロントは3レイヤーがそのまま残っているので一体型にはなりません。

絶対やらなければいけないというわけではないでしょうが、レイヤーがそれぞれ独立しているのでジャケットを着る際にどれをどれだけ止めていいかわかりません。

①1レイヤー目(ダウン)はファスナーで締める。

②2レイヤー目(D-DRY)はファスナーを締めてからボタン留め

③3レイヤー目(アウター)はダブルファスナー後にボタン留め

なので

計6回締めて留めて初めて完璧な防寒対策が可能

ということになります。
通常はファスナー+ボタンの2回の構成なのにその3倍手間がかかります。
なんか厄介なジャケットを購入してしまったような気がしてきました。

もうシーズンが終わるのであまり着ることはないのですがどうだかなぁという感じです。
着心地も防寒性能もデザインもいいんですけど・・・

 

②グローブ

フラッグシップのFULL METAL6であっても、いつもの梱包形態です。ファスナー付きビニール袋にそのまま入っていました。

遠い昔に買ったアルパインスターズ グローブのスーパーテックだったかな?は梱包形態が袋が主流だった時代に黒い化粧箱に入っていたのが印象的でした。

DAINESEもそういうのにしてくれたら気分アガるのにねw

早速取りだして確認です。

まずグローブ陳列用の紙フックとグローブタグにはホログラムシールはあり本物である証明がスマホでおこなえるようになっています。ちなみに右手にしかホログラムシールは添付されていません。

認証方法

1.上記QRコードからアクセス

2.コードを入力して本物であればYOU HAVE PURCHASED AN ORIGINAL DAINESE GARMENT
オリジナルのダイネーゼガーメントを購入しました)←直訳w

3.購入した商品詳細画面になります。

便利な時代になりました。
これで本物か偽物かでトラブルになることはありません。
ただし!コードが書いた陳列用の紙フックやタグは保管しといたほうがいいですw

その他、同時購入したジャケットも添付されており、
Tシャツにはついていませんでした。サイズはピッタリというかちょっとピチピチw

現行モデルはほぼこの仕様で認証ができるようになっています。

前モデルのFULL METAL D1と同じく少々大きめサイズでしたが、インナーグローブ装着状態でXLを試着したらほぼほぼピッタリでした。

本モデルはゴートスキンを使用しているので、手首周りは柔らかいです。

手の平や指部分にも使用されているとは思いますがカーボンやらチタンプレートが入っているのでゴートスキンの恩恵が感じられませんでした。でも高級素材をふんだんに使ったフラッグシップモデルですのでプロテクション性能はピカイチではないかと。

個人的見解ですがDCPがやや弱い気がしました。(転倒により小指がぐりっとならないように薬指との仕切りが上にあがっている仕様)

これで現状で必要な装備は揃ったことになります。
勢いに任せて正解だったかな?

DAINESE中毒の購買意欲は一時 満たされました♪

-DAINESE ダイネーゼ, GEAR