1098S TSTテールランプへの交換 + ウインカーコネクタの補修 + カーボンメーターパネル
2021/10/20
1098Sレギュレーター本体位置の微調整のため再入院中の最中、また特に変える必要がないパーツをたくさん買ってしまいました。
カーボンメーターパネル+α
メーカー不明のカーボンメーターパネルを落札、ついでに同出品者からハンドルクランプも落札。
パネルの取付けは秒殺! 両面テープで貼り付けるだけw
メーカーによるかもしれませんが装着後斜め上からみたら回転数の数字がちょっと隠れました(-_-;なので取付は下方向に寄せて接着することをお勧めします。
上記2点を落札した勢いで翌日終了の珍しいものを落札してしまいました。
TST LED テールランプ(DUC01PRS)
TST LED INTEGRATED SEQUENTIAL TAIL LIGHT FOR DUCATI 848 1098 1198(DUC01PRS)
(TST LED インテグレーテッド シーケンシャル テールライト)
要はテールとウインカーが一緒になったかしこいヤツです。
他のメーカーでも同じようなものはありますけど2分割されたテールの外周をスモールランプ兼ウインカーにして中のLEDがストップランプとして光る珍しいタイプです。
この機種だけ新品が2万円超と突出して高価ですw
かなり競りましたが執念で落札してやりました ( `Д´)/
現物を見てみますとスモークテールで中が掘れていて奥がフラットですw
気づきませんでした・・・
後ろを見ると何やらディップスイッチがあります。
1.右SWがテールアクション
2.左SWがウインカーアクション
の切り替え式のようです。
TSTのyoutubeでインストール動画をみたら英語で何言ってるかわかりませんが、点灯パターンが2種類ずつあるようです。
1-↑ スモール点灯は外周、ストップランプが中央通常点灯。
1-↓ スモール点灯は外周、ストップランプが中央3回ほどフラッシュしてから通常点灯。(写真では撮れません)
2-↑ ウインカー点灯は黄色点滅。
2-↓ ウインカー点灯は黄色で外周を流れる点滅。(写真では撮れません)
1-↓と2-↓の組み合わせってなんかアメリカっぽいですね。
(MJに動画を送ったら“DQNテール”と言われました
(;´Д`)
テールランプは3極カプラーオンで終結します。
点灯パターンは何にするかはさておき、問題なのはウインカーを結線するか否かで難易度が激変します。
そのままLEDウインカーを接続した場合はハイフラとなりますので抵抗が必須です。
AGは昨年たまたまノリでTSTのDUCATI純正カプラー付き抵抗を購入していたので、それを利用します。
TSTフラッシュコントロールモジュールキット(DUC01FRC2)
TSTの抵抗は純正カプラーが付いていて、形状的にテールフレームにフィットするようになっているのが特徴です。
正規で買うと5,000円程するんですねw
コネクタや形状に拘りがないなら普通の抵抗をつけてもよいと思います。
話を戻しますが、ウインカーを結線する場合は難易度が爆上げとなりますw
面倒なだけですけど・・・。
1098系はウインカーとライセンスランプの線がシートプレームからテールガードサーマルプロテクションを通ってフェンダーレスキットまで伸びています。
拘りの領域の話ですがAGはいつも車検対応=ノーマル戻しが容易に行えることを前提に考えるので、ウインカーを撤去しても本体からの配線は残したいので、テール内のメインハーネスからウインカー線を特定して分岐し、テールカウル内で抵抗に結線してTSTテールのウインカー線に接続する形で結線します。
こうすることでTSTウインカーと純正位置のウインカーを同時点灯させることも可能となります。←しませんけどねw
テールウインカーコネクタの装着
ウインカー配線の検出は検電棒を使用しウインカー点滅時にインジケーターが反応(点滅)するかどうかで特定します。
ライセンスランプまで伸びているプラス線は3本 マイナス線が3本なので配線色からウインカー+線2本を特定してからL・Rを検電棒で識別。
-線も地道に検電棒で特定します。
特定した配線をカットしスリーブなどで2股にしてから“日本圧着端子製造(JST) 2mmピッチ防水コネクタ の防水ゴムブッシュを配線に通してから タブコンタクトSWPT-001T-P02端子をカシメてタブハウジング2P(コネクタ) 02T-JWPF-VSLE-Sに挿入して完了です。
工程を文字にすると解り辛いですね! すみませんm(_ _)m
TSTはそもそもライセンスプレートをサイレンサー根本に移設し、ウインカーやライセンスランプをセットアップしない考え方なので上記結線を考慮しなくていいのです。
なので、非常にややこしいですが下記工程にて配線レイアウトを変更します。
TST youtubeチャンネルで分解組付け方法が丁寧にレクチャーされています。
↓↓↓youtubeリンク参照
How to install Integrated Tail Light on Ducati 848 1098 1198 by TST Industries
本テールランプ以外の取付でも上記テールカウル脱着方法として解りやすいので閲覧を推奨します!
① テールカウルを外す。↓
② 8mmソケットでボルトを2本緩めて純正テールを外します。(シートカバーのロックユニットを外すと脱着が容易に進みます。)
↓
③ 純正テールの固定用ゴムブッシュとブラケットをTSTテールに移植
↓
④ TSTテールを慎重に組み付けてからボルトで固定ロックユニットをはめる。
↓
⑤ テール内のメインハーネスからウインカー線を特定し分岐させます。
↓
⑥ TST抵抗に接続してからTSTウインカーと接続します。
↓
⑦ ウインカーを取り外し、ライセンスランプはそのまま残します。
↓
⑧ 点灯確認してからテールカウルを組み付けて完了です。
しんどかったです・・・
テールランプだけにしたらどれほど楽だったか(;´Д`)
でもウインカーも結線しないとTSTテールの持ち味が生かせないのでやりました。
AG点灯パターンをチョイス
1-↑ スモール点灯は外周、ストップランプが中央通常点灯。
2-↓ ウインカー点灯は黄色で外周を流れる点滅。
翌晩バイク仲間にお披露目したら
・ストップランプが眩しい!
・テールはフラットの方がいい
・流れるウインカーがかっこいい
など賛否ありましたがインパクトは十分です。
日中の視認性は後日バイク仲間に見てもらってインプレしたいと思います。
フロントウインカーコネクタの補修
先日購入したコネクタと交換です。
ぐるぐる巻きテープを剥がすとコネクタが割れて端子が飛び出して見るも無残です・・・
ウインカー配線が短いので端子を再接続するのにまた配線が短くなるのを恐れて端子は再利用する方向でコネクタを交換します。
コネクタだけ交換できなくはないので丁寧にコネクタだけをニッパで割り、端子を裸の状態にしました。
端子の曲がりを修正して新しいコネクタ(タブハウジング2P 02T-JWPF-VSLE-S)になんとか挿入して防水ゴムブッシュを突っ込んで完了です。
※注意点としては極性アリなのですが困ったことに配線が同色なので、端子挿入時に向きを間違えないようにしてください。
端子が間違いなく挿入されれば最後に端子のカエリが微かにカチッと音が鳴ります。
コネクタの購入はフロントウインカーコネクタの交換が目的だったんです・・・
純正位置リアウインカーの補修保管
純正ウインカーが折れていたので、デビルウインカーを取り付けていましたが、2・3回の走行でお役御免です。
点灯しないウインカーをつけていても仕方がないので取り外しますが、社外品なのでフェンダーレスキットを挟む形でナットが配線を中に通して接続しているので、ナットを緩めてウインカーを取り外すもスリーブでつないだ接続部分が大きくてナットが通りません。
当然切断しますが、次回車検際には必要となるので切断したコネクタつき配線をつなぎます。
スリーブを使うとナットが通らないので半田付けを行い線径を細くしました。
しかしだ!!
仮組したナットを取り外そうとしたら四角いコネクタにあたってナットが取り外せません(´Д`;)
想定外でしたw
なのでリセプタクルハウジングコネクタの角をナット穴に通るように削りました。
コネクタのノッチは辛うじて残したので接続後に外れることはないと思いますが、車検対応時のみ使用なら問題ないでしょう・・・。
結局使ったコネクタはウインカー用とテールウインカー用で
・タブハウジング コネクタ : 3個
・タブコンタクト(端子) : 4本
となりました。
減ったコネクタを補充したい衝動にかられましたが滅多に使わないのでまたの機会にしたいと思います。
ちなみに今回補修に使用したコネクタは
日本圧着端子製造(JST) 2mmピッチ防水コネクタ
で日本製です。
形は全くと言っていいほど同じなので、そもそもDUCATIの防水コネクタはJSTのコネクタを採用していた可能性が高いと思われます。
そういやテールの3極コネクタもJST製でつくでしょうね。
今回の緊急入院ではレギュレーターの微調整よりもアッパーカウルの補修、テールランプの交換作業の方が時間がかかってしまいました。
テール周りがすっきりしました
これでようやく表に出せましたが梅雨時期に突入してしまいました(´Д`;)
ロールアウトから全然乗ってないやんか!!