1098S ウインカーコネクタ（カプラ）の購入

2021/05/12 2021/10/20

今回はウインカーコネクタにまつわるお話です。
純正部品以外で探すとなるとすぐには見つかりません・・・（；´Д｀）

ウインカーコネクタの破損

1098系の前後ウインカーにはそれぞれ2極の防水コネクタが使用されています。
度重なるウインカー内蔵ミラーの脱着の影響か、経年劣化で“本体側のコネクタ”がバキッと割れていました。アッパーカウルステーの間に挟まれたのでしょうか？　よりによって本体側です（´Д｀；）
端子がむき出しになっていたのでビニールテープで保護していましたが、脱着頻度が高いので修理することにしました。

ウインカー内蔵テールランプ

後述しますがノリで買ってしまったTSTのLEDテールランプにはそれぞれ純正コネクタが装着されています。
またTST抵抗（フラッシュコントロールモジュールキット　DUC01FRC2）にも純正コネクタが装着されているので、バイク本体も純正コネクタで出力するようにと考えた時、マフラー下のライセンスランプまで伸びた配線からウインカー線だけ引き戻すのは後の車検対応で苦労すること間違いないのでテールカウル内のテール線分岐位置でウインカー線を2股にして純正コネクタで出してあげた方がスッキリするのではないかということでコネクタが必要となりました。

というわけで2か所で計3個の本体側コネクタ（タブハウジング　2P）が必要となりました。

コネクタの選定

ちゃんと調べたわけではないのですが、メインハーネスに付属のコネクタは純正部品として単体での発注ができないのでジャンクハーネスから調査し、単体も探します。

①ジャンクハーネスからの部品取り

本ウインカーコネクタは2007年から採用されているもので、1098系・ディアベル・ハイパーモタード用のものが流用できるので、ヤフオクなどをあたりますがメインハーネスの相場は安いものでも4,000円以上するのでコネクタ4個のためには高すぎます。

②コネクタ単体を発注

純正部品で発注できないコネクタですが「EVO CORSA」DUCATI HIMEJIにはあります。
1セット790円＋送料とけっこうなお値段です。

悩んでいたら後輩君が「これちゃいますの？」と大阪は日本橋の電子部品専門店シリコンハウスのページを見せてくれました。
似てるやん！　もしかしてこれそのものじゃないのか？

③電子部品専門店にて直接買い付け

半ば諦めかけていましたが販売されていそうなので一か八か直接買い付けすることに決定！
ネットでも注文できるのですがすぐにでも確認したい気持ちが勝り、雨降る中閉店間際に大阪は日本橋の「シリコンハウス」さんに直接買い付けに行ってまいりました。閉店間際に到着して店員さんにスマホの画面を見せてどこにあるか教えてもらいました。
閉店前であることとコロナ禍なのでお客はほとんどいなかったのでお目当ての商品の場所まで連れて行ってもらってどれを買えばよいか丁寧に教えてもらいました。

念のため純正コネクタを持参しコネクタを取り付けてみて適合することを確認したので5セット分購入です。

コネクタのオス・メス5個と端子が2極×5セットで10個×2で1144円でした。

1セットあたり230円以内ですみました。

購入した商品は

日本圧着端子製造（JST）　2mmピッチ防水コネクタ

・タブハウジング2P（コネクタ）　（02T-JWPF-VSLE-S）： 5個
・タブコンタクト（端子）　（SWPT-001T-P025）： 10本
・リセプタクルハウジング2P（コネクタ）　（02R-JWPF-VSLE-S）： 5個
・リセプタクルコンタクト（端子）　（SWPR-001T-P025）： 10本