CRF250L クォーターツーリング 第2弾

2021/12/16

昨年お呼ばれしたツーリングで公式には第2弾となります。

今回は、初心者の方がゲスト参加するとのことで私も初心者の後輩君(CBR250RR)も誘うことにしました。
ちなみに現在CRF250Lはオイル漏れにクラッチ滑りと延命運用中につき本当にマッタリとしか走れないのでちょうどいいかもしれません。

今回の参加車両

集合場所に行ってみたら来られるはずのゲストが欠席だったのでうちの後輩君だけが初心者として参加させてもらうことになりました。

FZR400・FTR223?・CRF250L・TW250?・KLX250・NSR50・CBR250RR・ハーレー

ジャンルも用途もバラバラです。

後輩君↓
今回後輩君を誘った背景には昨年AGがCBR250RRを紹介した(買わせた?)のに一度も一緒に走ったことがなくぜんぜんフォローできていなかったからなのですが、しかしAGは初心者のフォローがすごく苦手です(;´Д`)

その昔、バイクに乗っていた彼女とツーリングに出かけたのですが、すり抜けできない、ついてこれないことでフラストレーションが溜まってしまいキレたことがあります。

若気の至りというやつでしょうか? 今は反省しています。

ツーリング開始

阪奈道路入口からスタート・・・AGは順番的に前の方に出てしまったので、途中でスピードを落として後続を待ちましたが後輩君来ません(;´Д`)

いつもの半分くらいのペースに落としてみましたがそれでも来ません(;´Д`)

やらかしてしまいました・・・。

速度を落としたところで後輩君のペースはほぼ同じかそれ以下なので差が埋まるはずもありません。
結局KLXの先輩がお守りをしてくれていました。
・・・すみません

その後も先輩方にお世話になりながら奈良市内のチェックポイントのコンビニに到着していよいよ針テラスへ

ルートは柳生の峠を回っていきますが途中何度も待ってもらってなんとか到着(;´Д`)

針テラスで休憩中にリアブレーキの使い方やフォーム、隊列の考え方などAGなりにやんわりとアドバイスをしておきました。

どうやらコーナーが怖いそうで、後輩君の言葉を引用すると
「ヒヨってしまう」そうです(;´Д`)

AGそんな感覚はとっくの昔に忘れてしまいました。

余談ですが、
「君の車両は本日の参加車両の中で一番ポテンシャルが高いから性能を引き出したら無敵やで!」と少々はっぱをかけておきました。奮起してもらうつもりでしたがどうなるでしょう。

昼食後にハイエースを先頭に御杖村の牧場に向かいます。

今回はアクセスするルートがGoogle先生のおススメの山越えで車がほぼいないいい感じのクネクネ道で皆さん絶賛していましたが、路面が濡れて枯れ葉がいっぱい落ちて路面コンディションがよくなかったですが、後輩君なんとかついてきてます!

AGのアドバイスが功を奏したのか?
後輩君が慣れて覚醒しだしたのか?
は定かではありませんが良い傾向です。

なんとか牧場に到着しました。

みつえ牧場

今回のゴール地点、ここは放牧された牛しかいません。

駐車場もトイレもなければdocomoの電波も届きませんしソフトクリームも売ってませんw

ただ、山の上でものすごく景色がいい年中さわやかな風が吹き抜ける夏場涼しく秋はクソ寒いところです。

小さな屋根付きの休憩ポイントだけがあるので飲み物を持ち込んだ方が良い知る人ぞ知る名所だと思います。

 

後輩君に

「ついてこれてるやん!」と褒めてからヒアリングするとどうやら慣れてきたようです。
AGのアドバイスもほんの少しは効いている?ようです。

寒いので早々に引き上げて針テラスに戻ります。
後輩君さらについてこれるようになった模様、スキルアップが早いです。

針テラス到着後もいろいろとアドバイスしてから帰阪するところまでAGが引っ張っていきました。

西名阪自動車道の高速セクションではペースと追い越しとそのタイミング、街乗りでの立ち位置と車間距離、すり抜けなど、クリアできそうな課題を散りばめながら目的地に到着。

休憩の最中、走行中に与えた課題の意図を説明してなんとか理解してもらえたようです。

あとシフトダウン時のブリッピングについても仕組みと効果を説明して次回の課題を与えておきました。

クォーターツー“適当バイク“といいますかセカンドバイクで気軽にお散歩感覚で参加するイメージでしたが後輩君を呼んだことによりいろいろと気付かされることがありました。

後輩君はなぜゆっくりペースでもついてこれなかったのか?

・複数人でのツーリングに慣れていない。
・公道走行の基本を教わっていない。
・教習所での運転操作方法しか情報がない。
・運転が上手くなりたい、速く走りたいなどの意欲が希薄

こうしてならべるとAG自身が反省すべき点がたくさんありました。

ざっくりと解釈すると

知らないからできないしやらない

のだと思いました。

AG自身の話に置き換えると16歳になる前からバイクに乗りたいというのを目標に誕生日の翌日に原付免許を取得!
スクーターを購入する前にヘルメットのラインナップを見るため勧められた本が“走り屋系雑誌”(バリバリマシン)だったおかげで、”膝擦りがしたい“衝動に駆られ高校生の時に皮パンを履いてミニサーキットにお遊び程度に通いだしたりとあらぬ方向にいってしまいました。

当時はなんかわかりませんがバイクに乗りまくっていて、MT車に乗った際、ブリッピングに関して、なんかバンバンとかっこよくシフトしてるから真似しようという動機だけで情報もない時代我流で身につけた記憶があります。

当然友達ともツーリングに行く機会も多く、その時にいろいろと気付く点もあり気がつけば一通りのことはできていて、後でその意味などを理解することが多かったと思います。

30年ほど乗っている中で得たものですから最初から備わっているはずもなく今に至るので後輩君に同じスキルを早く身に着けさせることは不可能です。

今日に至るまでの後輩君の走行環境

昨年末にCBR250RRを購入した時は社内が空前のバイクブームでして、免許取りたての若い先輩と4人くらいで半ば無理やりツーリングとやらに連れていかれていました。

経験が浅い若者ばかりですのでツーリングマナーもなく、要領の良い子が先頭を走り気が付けば後輩君は置いてけぼりにされるケースが多かったそうな。
酷い時は泊りのツーリングで行程の半分くらいで置いてけぼりにされて現地集合みたいなこともあったようです。
これじゃ前を走る人の走りを見ての学習はおろか景色も楽しめない悪影響しかない状態だったようです。
当然うまくなるはずがありません。

なので

後輩君はCBR250RRは見た目と私の勧めで購入した車両でありサーキット走行するつもりはないので、公道走行(ツーリング含む)におけるルールと運転の仕方など、事故やトラブルに巻き込まれない術を身につけてもらう感じでやんわりと教えていけたらと思います。

今どきスパルタ教育なんでナンセンスなので後輩君が望むのであれば無理のない範囲でと思っています。

そう思えば本日参加の先輩方はやっぱり凄いんだなと再認識させられました。

1日中ありえないほどスローペースだったので今回の燃費は34km/Lをマークし燃費が向上しました!
(故障前の平常時20km/L)

単独で走るとなるとこのペースでは走れませんが、非常にエコでした。

将来AGの息子が乗りたいと言ったらどうしましょ?

嫁が許可するはずはありませんけど・・・・

-HONDA CRF250L, ツーリング