1098S ホイールの脱着工具+αを揃える
2022/02/05
848EVOに乗っていた時から課題案件であったタイヤの運用問題。
1098Sに乗り換えを機に方針を決定しました。
スペアホイールを導入・・検討
これまでのタイヤの運用状況から検討した結果、ほぼレース用タイヤは温度条件を満たせばグリップするけど、寿命が短いのでスペアホイールにレース用タイヤを履かせる形で運用することを検討しました。
しかしながら安価なホイールの出物がなくイニシャルコストが高いことより断念しました。
(だいぶ悩んだ結果でして、あっさり結論を出したわけでは・・・)
というわけでスペアホイールでの運用をせずとも装着ホイールでのタイヤ交換をいちいちショップに丸投げしていたらコストがかかるので、自身でホイールを脱着する際に必要な工具を検討しました。
工具の購入
①ホイールナットソケット
1098の場合は
リアホイールナット径は55mmの12角
フロントアスクルナット径は30mmの6角
リアは異形かつ薄いナット形状で55mmと特殊工具の領域です。
ネットで探していたら前後両方回せるフロント リアホイールソケットナットツールがヒットしました。
・Front Rear Wheel Socket Nut Tool For Ducati 1098 1198 1199 Panigale Multistrada Diavel - 55mm + 30mm
日本でも売っていますが諸事情ありアメリカから購入です。($33.99)
(1098 1198 1199 Panigale Multistrada Diavel も共通なんですね)
これひとつで55mmと30mm兼用です。
いっぱい種類がありました。(日本)
ただし以下のことに注意さえすればなんでもいいかと・・・
※本ツールの材質はハイカーボン鋼(焼入れ)を選択することをお勧めします。
アルミでなければいいんです。
えげつないトルクですからアルミではもちません。
というか手堅くコーケンが賢い選択かもしれません。
30mmは別途購入という条件付きですが
②スピンナハンドル(ブレーカーバー)
えげつないトルク(230N・m)で締まっており放置状態だとさらに固くなるので電動インパクトで外すのが推奨ですが手でやります。
・コーケン 4768N-600 スピンナハンドル 600mm
ここはおとなしくコーケンですw
ホイールソケットナットツールの差込角が1/2なのでスピンナハンドルもそれに合わせました。
やったことないのですが600mmもあれば緩むでしょw
③トルクレンチ
スピンナハンドルでナットを緩めてタイヤ交換したら規定トルクで締める必要があるのでトルクレンチが必要です。
230 N・mに対応したトルクレンチって実はあまりないんです。
200 N・mまでなら安価でごろごろしてるんですけど差込角1/2で600mmほどの長さのプレセット型トルクレンチは最安でも1万円以上していて
EMERSON・東日・KTC・バッタもん?wとありましたが、奮発してKTCを買ってしまいました。
京都機械工具(KTC) 12.7SQ プレセット型 トルクレンチ 60-300NM CMPC3004
定価:¥54,400(;´Д`)
AGにとってはえげつなく高いので校正証明書とトレサは取得しませんでした(;´Д`)
でも値段に見合った仕事をしてくれるはず?
その他ついでに小物を少々
・KTC BE3-Q 9.5sq. クイックスピンナ
リアのオーリンズショックの伸び側調整用に購入したボンダス3mmHEXエクストラロング(150mm)を手で回すためのもの。
・BONDHUS(ボンダス) ラチェットレンチ用ビット交換式ボールポイント・ソケットビット 3mm 43856
リアショックを調整する場合はビット全長150mm以上でボールポイントが必須です。
手回しなのでクリック感が感じられたので購入してよかったです。
・京都機械工具(KTC) ハイグレードボールポイント L型 ロング六角棒レンチ セット 9本組 HLD2509
せっかくなんでハイグレードをチョイス、ボール付きロングセットは、たしか4セット目でしょうかw
・トネ TSH-165 テンションスプリングフック 164mm TONE
サイレンサーのバネの脱着用に専用工具を購入。
1098Sの純正バネが思いのほか強くラジペンで危ない思いをしたもので・・・・
さてホイールの脱着は自身で行えるのでしょうか?
そろそろタイヤの選定をしないと・・・・
かなり散財してしまいました!
丸投げしたほうがよかったのかもしれません・・・(;´Д`A ```