1098S タイヤの検討2022

2022/01/25 2022/02/13

2022年はサーキット活動の年

と銘打っているのでタイヤの検討をしました。
848EVOに乗っていた時から課題案件であったタイヤの運用問題。
1098Sに乗り換えを機に方針を決定しました。

今日までのタイヤの運用状況

・PIRELLI DIABLO SUPERCORSA SP V2

当初848EVO購入時は新品のPIRELLI DIABLO SUPERCORSA SP V2が装着されており、これ1セットで峠・サーキット・ツーリングをこなしていました。
SPはシリカが入っているのでタイヤの温まりが早いこともありタイヤウォーマーなしで使用していました。
性能的にはグリップと旋回中の安定感はかなりありましたが、いかんせんライフが短く粘りに粘って布？が見えるところまで使って3,000kmくらいが限界でさらにSCと比べて高価なのもネックでした。

・PIRELLI DIABLO ROSSO CORSA II

次に848EVOに導入したのはDIABLO ROSSO CORSA IIでサイドのコンパウンドはSCと同等でセンターはSPより摩耗度がマシなようでAGの使用用途にぴったりではないかと思いました。
しかし当てが外れてサーキット走行中にコーナーの出口でアクセルをあけ始めるとニュル～っと滑る感覚が気持ち悪く、サイドが偏摩耗してきたので早々に履き替えてしまいました。
センターのライフはよさげだったのですが・・・

・PIRELLI DIABLO SUPERCORSA SC1・2　V2

念願のタイヤウォーマーを手に入れたことと、年間TOTAL3000km未満ならこれでいいでしょということで公道も走れる溝付きレースタイヤを848EVOに導入しました。
サーキットにてタイヤウォーマーを巻いてからの出走は1周目からフルバンクできそうな安心感に包まれ、滑る要素は皆無であり条件が合えば素晴らしいタイヤでした。
SPと比較して全域でのレベルUPが体感でき、特に履き替えた瞬間から旋回性が格段に向上した感触がありました。

しかしながらコロナ渦で走行会イベントの中止が相次ぎサーキットを走ったのが1度きりで、ロングツーリング中の雨の峠でタイヤの温度が下がってフロントがだだ滑りで怖い思いをしました。
というのもタイヤウォーマーありきのほぼレース用タイヤなので温度依存が強く雨天でタイヤが冷えていると滑りだします（；´Д｀）
さらにタイヤが溶けずに削れて余計に摩耗するので当然といえば当然です。
あとはロングツーリング1本と峠走りであっという間にライフ終了。
SCのセットですべてをカバーするには無理がありました。
条件が合えば最強にグリップするタイヤなんですけど・・・
温度さえ落ちなければ雨でもまぁまぁ強いタイヤでした。

・BRIDGESTONE:BATTLAX HYPER SPORT S21

1098Sの購入時に装着されていたタイヤでハイグリップではなくスポーツタイヤの位置づけ。
「峠で膝を擦るような運転をしなければ問題ない」と言われましたが、レースタイヤからスポーツタイヤへのいわゆるグリップのダウングレードは怖いしかありません。
早く履き替えたいとは思いますがほぼ新品のS21がもったいないのとツーリング用途にはもってこいなので現在このままで昨年4,000km以上使いましたが全然減っている様子がなく驚異のロングライフにビックリですｗ
性能として耐摩耗性がハイグリップタイヤより格段に上であり、意外にグリップしてくれていました。
”ゴリゴリに攻めなければどうということはない”オールラウンダーな財布にやさしいタイヤでした。