1098S 車検準備 光軸調整が・・・・

2022/11/14

今回は1098Sの車検準備です。
過去に2度 848EVOで受検した経験がありますが事前作業には若干の違いがあります。

まず各種交換作業のためにサイド・アンダーカウルを外します。

ECU交換

車両左側バッテリー下のECUを5mmHEXで2本外して交換です。

カプラーは中央部の爪を押し込んでロック機構を90度引き起こして外します。(2か所)

ECU交換完了の確認方法

換装後にイグニッションをONにするとメーター表示が

SBK 1098 RACING(テルミSLIP ON ECU)

SBK 1098 TSE(ノーマルサイレンサー+ECU)

に変化していることが確認できたらノーマルECUへの換装は完了です。

レギュレター側のカプラーに油が付着していました(;´Д`A ```

ジェネレーター側のカプラーは油が付着していない様子?毛細管現象でしょうか?
でも油が伝わってくるのはジェネレーター側のはずですがなんでしょね?
とにかくレギュレーターのカプラー延命のために定期的に確認して脱脂する必要がありそうです。
レギュレーター本体を目視した限りでは影響はなさそうです。
レギュレーター交換後約20ヶ月6,800km走行で異常なし)

 

サイレンサー交換

①サイレンサー同士をつないでいるボルトを外す。
②テールカウル中央部のサイレンサーバンド8mmHEXボルトを緩める。

写真なし(;´Д`)

③サイレンサージョイント部のバネを外す。


スプリングフックは購入しておきたいところ!

外すのはこっちでした(;´Д`A ```

④サイレンサーをぐりぐりと左右に回しながら抜き取ります。

純正サイレンサー取付けは逆の手順でOKです。

重くて長くて走行後しばらくの間は熱くて触れないのでバイクシートがかけられませんι(´Д`υ)アツィー

 

タンデムステップ取付け

シートを外してレーシングフックと交換です。

 

タンデムシート交換

今回はタンデムシートの皮を剥いでGIVIベースと合体させたものと交換します。

これで車検にパニアケースをつけていけるので、ラインを通す時に光軸調整工具やヘルメットを入れられるので非常に便利です。

パニアケース搭載がNGの場合を見越して、純正タンデムシートを積んで入替えできるようにしておきます。

 

クラッチカバー交換(1098)

音の問題で純正カバーへ交換です。

交換しても高周波の金属音がこもるだけでガチャガチャと煩いですw
オープンでも問題ないという話もありましたがカバーの脱着は簡単なのでやってしまいしました。)

 

O2センサー取付け(1098)


DP純正のO2センサー穴を埋めるボルトを外しボルト&ワッシャ

O2センサー
ねじ込んで
排気バルブ用サーボモーター付近にあるカプラー取り出し
ダミーカプラー(フタ)を外しO2センサーカプラーを接続します。

これをやらないとノーマルECUではエラーが出ます。

(O2センサーの接続をしないでメーターのエラーランプをシールで隠すのもアリみたいです・・・)

 

テールランプ交換

TSTのテールランプASSYをリアカウルを外して各種カプラーを外して純正と交換します。

テールカウルを少し浮かせた状態からシートカバーのロック機構を外してからの脱着は少々面倒です。


ウインカーがテールと一体になっているというよりも
ウインカー同士のクリアランスがナンプレ位離れていないといけないので交換です。

ウインカー取付け

TSTテール導入前に購入したデビルウインカーを装着します。

純正カプラーがナット穴に通るように角を削ったものを使用しMOTOcrazyのフェンダーレスキットの中で結線します。

AGは純正に戻すことを考慮してテールウインカーと純正ウインカーの2系統を出してウインカー配線をそのまま残していたので楽々配線でした。

 

ライセンスランプ交換

MOTOcrazy製を購入していましたが、つけるの忘れてましたw
現行のバッタもんは白を買ったのに現在ではまっ黄色なんです(´Д`;)
車検は昼間のなのでバレないでしょうw
車検後に交換します・・・

 

光量に関して・・・

車検ではHi側を測定(車体左側ヘッドライト)します。
光量はcd値を測るものがないので事前にバッテリーから電源を持ってきてリレーを取り付けています。
詳しくは「1098S ヘッドライト Hi側バルブの光量アップ(車検対応)」にて↓

1098S ヘッドライト Hi側バルブの光量アップ(車検対応)

光軸調整

これ厄介です(´Д`;)

基準としては「最高光度点」が前方10mの位置において、

  • 左右27cm以内
  • 上方向は10cm以内
  • 下方向は地上からライトまでの距離の1/5以内の枠に収まっている事。

なので、写真のようなクロススコープのようなモノを図面化し段ボール台紙に貼り付けてたものを壁面に貼り付けます。

できるだけ平坦かつ10mの距離を確保できる場所を確保します。

1098系は地上からヘッドライト中央までの距離は877mmなのでそこにクロス中央を当てて測定です。

とりあえずは壁面にタイヤがあたる迄接近させて位置関係を把握して粗で調整してから10m離れてズレがないかを確認します。

Hi側ヘッドライト

① Hi側左上が、光軸左右の調整 : 左に回すと左向き、右に回すと右向き
② Hi側右下が、光軸上下の調整 : 左に回すと上向き、右に回すと下向き
③ Hi側右上は記述がないので解りません・・・

上下方向は右下のボルトを回すことで調整できましたが


左右方向の調整ができませんでした(´Д`;)ボルトを回すも左右に光軸が動かないんです(´Д`;)

壊れている可能性が考えられますが車検まで時間がないので諦めましたw

848EVOでは動いたのに・・・・

ODO : 14,597km納車から7,000km以上走りました。

まぁまぁ乗ってましたね。
今回は作業の合間にオイル交換と異常個所を発見してしまいました(´Д`;)

次号へ続く

-DUCATI 1098S, repair & maintenance