1098S で初のユーザー車検
2022/12/12
1098Sでは 初のユーザー車検です。
たしか10月車検が切れるなぁという程度でしたが車検証を見て10月7日に車検満了となっていたので慌てて9月28日にエントリーしました。
結論からいうと無事に通ったのですが2年前と少し違う内容でした。
事前予約
独立行政法人 自動車技術総合機構
自動車検査インターネット予約システム
https://www.reserve.naltec.go.jp/web/ap-entry?slinky___page=forward:A1001_01
に登録して必要事項を明記し事前予約をwebで行います。
(登録IDの有効期限は2年なので車両入替等で2年以上になったら再登録が必要です。)
車検場や時間などを選択して登録すると登録メールアドレスに以下の予約情報が送られてきます。
・車検予約内容
◆予約情報
予約番号:〇〇〇〇-〇〇〇〇〇〇-〇〇〇〇
検査種別:継続検査
検査車種:二輪車
検査場:奈良運輸支局
受検日:2022年9月28日(水)
ラウンド:2ラウンド
受付時間:10:15-11:45
検査時間:10:30-12:00
車台番号:〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
受検者名:〇〇〇〇
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
登録番号または車両番号:〇〇〇 〇 〇〇〇〇
原動機型式:〇〇〇〇〇〇〇〇〇
車台番号:〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
今回もアットホーム?でかなり空いている印象の奈良運輸支局(3回目)です。
近畿運輸局奈良運輸支局へ
当日は曇り空ですが雨は降っていません。少し早めについたので手前のコンビニで休憩、その隣の郡山車検センターさんをチラ見しておきました。
http://www.shaken-center.com/company.html
光軸でNGになったら駆け込もうとしていたので・・・。
奈良運輸支局の受付が10:00~でしたが、9:30と早めに到着D棟の窓口へ足を運ぶ。
車検の手続き(D棟)
館内に入ったら右手①の窓口にて「バイクのユーザー車検です。」と伝え、事前に用意した自賠責証書・車検証・納税証明書・点検整備記録簿の4点セットを提示して手続きを進めてもらう。
(言われるがままに書類を提出すると全部進めてくれます。)
早速「自動車検査登録印紙等 代 1,700円です。」 と言われて支払う。
(車検証のコピーを取られる)
支払い後②の窓口に誘導されるので「自動車重量税 代 4,600円です。」と言われるがままに支払う。
あれ?前回848EVOの時は3,800円やったんやけど・・・
この窓口で「自動車損害賠償責任保険(24ヶ月分)」 9,270円を支払う。
あれ?前回は9,680円だったのにまた値下がり?
(ちなみにすべて現金で、この時点で全ての支払いが完了します。)
それと点検整備の実施有無についても聞かれるので「やってきました」と答え記録簿を見せる。
上記手続きが完了したら隣のE棟に向かうよう案内される。
車検の手続き(E棟)
次はお隣のE棟“ユーザー車検窓口”に。先ほど手続した印紙の貼られた書類をユーザー車検窓口に渡すと新たに追加された3枚の書類に書き込んで提出するようにいわれる。
(窓口担当にもよるが記載必須箇所に丸印を入れてくれます。)
その時に「点検記録簿」の提出も求められる。
(スキャンしてよいか聞かれる)
早速、窓口後ろの申請用紙を書き込むブースに移動し
・自動車検査票1
・自動車税納付書
・継続検査申請書
これをマニュアル通りに記載して提出するのですが壁面に掲示されたマニュアルは見にくいので前回自身の記入データを印刷したものを持ち込んで記載します。
そして次回車検用にまた記載後の写真を撮影します。
※押印欄にハンコを押さなくてもOK。
※前回継続検査申請書はえんぴつ書きだったがボールペンでOKになっていた。
全て書き終えて窓口に提出したら予約時間に車検場へ行くように促される。
ネット予約の確認されなかったなぁ・・・。 どうでもいいのか?
10時前に二輪専用の車検ラインに自走でならびに向かう。場内なのでヘルメットとかをパニアケースに入れて向かいます。
検査場へ
2輪専用レーン前に到着、今回は3番目でした。ってか、私が車検場を後にするまで6台くらいしかいませんでしたw
奈良運輸支局はやっぱり空いてます!
車は多いですけど
タンデムシートの皮を剥いだGIVIベース直付け仕様はさすがにマズイと思ったので純正タンデムシートに換装してGIVIベース&パニアケースは検査場手前の端っこに置きました。
Loビームは測定しないので1098の右目(Lo)をA4用紙で覆う形で養生テープで貼り付けておきます。
検査開始
10:30検査開始。
まず車検ライン手前でキーONにさせられ
ウインカー左右 → ヘッドライトHi Lo切り替え → ホーン → 前・後ブレーキ → 車台番号確認 → エンジン始動 → ガス検プローブ突っ込まれる → 走行距離確認 とぐるりを回られて前後ブレーキのハンマーテスト?もします。
原動機型式は左下クランクケースに刻印しているがカウルをつけてきたので見るふりして諦めていましたw
アンダーカウルで刻印が見えるわけないもんね。
でも “カウルを外せ” とは言われませんでしたw
前回から異なる点
車格の寸法測定が追加されていました。
検査員は何やら分厚い本を見て1098の外寸を記憶してコンベックスで・全幅(ミラー間)・全高(アッパースクリーン迄)とリアウインカーのクリアランスを測定していました。
AGの1098はTSTテール内蔵ウインカー(NG)だったので純正テールランプに換装、ウインカーはデビルウインカーをつけており、左右でナンプレほどの幅に設定していたのが規格内かを測定していた模様。ナンプレ幅より短いですね(;´Д`)
その時AGはバイクに跨ってエンジンをかけていたので後ろで何をしているかよくわかりませんでしたw
オマケですが
モトクレイジーのフェンダーレスキット+ナンバーかち上げ仕様はOKでした。
角度があがった影響でリフレクター位置がリアタイヤより後ろになり全長が延びたのに測定されませんでしたw
ナンバーの角度は年式により異なりますがこれは道交法の範疇なので車検は関係ないのです。
・ポジションランプのアイライン化もOK。
・スクリーンの縁取り(モール)はナシでもOK。でした。
検査ラインへ
いよいよラインに入ります。
検査員が「車検ラインの通し方わかりますか?」と聞いてきたので「あんまりわかっていないっす」と答えたら一緒についてきてくれましたw
①計測方法の選択
スピード計測は前後輪(ドカは後輪)とヘッドライトは1灯か2灯かの選択は検査員が指定してくれました。
②ブレーキとスピード計測
ちょっと記憶がおぼろげですが・・・
ラインに入り5mほど自走で進んでシャシダイみたいなところに前輪を乗せます。
先ずはブレーキチェック、検査員の指示と電光掲示板の表示を見ながら前やら後ろやら言われるがままにブレーキをかけたり離したりします。
ブレーキチェック完了後に前進して後輪をシャシダイに乗せてスピードチェックです。
左前の長い棒(スイッチ)に足を置いてメーター読みで40km/hになったら足を離して測定。
結構速い速度上昇にメーター読み42km/hで足を離す。 合格でした。
③光軸・光量検査
また前進して光軸光量検査です。前回は光軸NG(左56)だったので事前確認したら左右調整機構が働かない(´Д`;)
左に寄ってる気がしながら光軸・光量チェック。
測定器がライン右横から出てきて自動測定されます。 Hiビームの位置を自動検出して何やら計測しています。
電光掲示板 : ヘッドライト検査中・・・・・「〇」 の表示判定までの待ち時間が長い長い
なぜか合格してしまいました!
光量に関してはHiビーム バッ直加工が効いていると思います。
絶対落ちると思われた光軸検査が合格判定となりすべての検査は終了です。
これでよかったのか?
自動車検査証をみたら緑の丸印がいっぱい押されてて各種検査項目横にハンコが押されています(赤枠部)
E棟へ
検査ラインを後にしE棟のユーザー車検窓口右横に行って自動車検査票1を渡して少し待つと新しい車検証と車検シール(車検標章)をくれて終了です。
9:30入りで11:00前にはすべて完了。
結果
自動車検査登録印紙等 代 1,700円
自動車重量税 代 4,600円
自動車損害賠償責任保険(24ヶ月) 9,270円
TOTAL 15,570円でした。
前回15,180円から390円高くなっています。
というのも
・自動車重量税
848EVOの3,800円から1098Sが4,600円になったのは初年度登録から13年経過したからで18年経過すると5,000円になるそうです(´Д`;)
(2008年式14年経過か・・・・)
・自賠責
昨年また値下げされたようです。
(2004年以降安全装置などの効果で事故率が減少した影響だそうです。)
今回はヘッドライトの光軸で落ちたらどうしようかと思っていましたがまさかの一発合格でした。
ヘッドライトを光軸調整のできる品質の安定した後期型に換装することを2年という期限内に検討しなければなりません。
そのままいけるんじゃね?とも思われるため、悩ましい事案です。
前回車検時走行距離 7,100km
今回車検時走行距離 14,600km
2年で7,600kmでした。
あとはぼちぼちと復元していきたいところですが、次のイベントが急遽立ち上がったので早めに仕上げます。
それと同日昼晩と食のリミッターを外しますw
詳細は次号にて・・・