1098S メンテナンス&大改修 2024 part4 ブレーキ周りのメンテナンス+α

2024/11/08

フルエキ換装が終わったところで小休止ブレーキ周りのメンテです。
おっとその前にバッテリーを外して充電しておきます。
およそ1年半フルード変えてなかった+リアの効きが悪いのでフルードを交換していきます。

ブレーキフルード + リアフルードタンクの交換

使用する部材として

・ブレーキフルード

CCI ブレーキフルード ゴールデンクルーザー 0.5L DOT5.1 211850

最近入手が困難になってます。 廃盤なのかな?

・ブレーキフルードタンク

リアのフルードタンクはおそらく新車から16年交換してないのでボディがベージュ色に変わっていたので交換します。

brembo オイルタンク S15A ホワイト(10.4446.40)取り出し:ストレート

1,300円くらいでお手頃です。

リアブレーキフルード&タンクの交換

① リアブレーキマスタータンクのフタを開放

キャップを回すだけwww

② フルード抜き

bremboカニキャリパーのブリーダーのゴムキャップを外して11mmのコンビレンチを差し込んで
排出口からフルードエア抜きセットのホースをさしこみます。
リアブレーキペダルを数回押し込んでホールド状態でブリーダーボルトを緩めフルードを排出しボルトを締めてペダルをリリース。
フルードを補充しながら上記を数回繰り返して古いフルードを抜き切ります。

③ オイルタンク の交換

古いフルードを抜ききって新しいフルードを補充してから
旧フルードタンクだけを空
にしてからbrembo オイルタンク S15A ホワイトに交換

並べてみます。これが当時同じ色だったんですよね・・・

フルードを補充して再度エア抜きします。
この時タンク下ホース内のエアがぷくぷく出るので、これでタンクを付け替えた際のエアは出た感じです。

白の新品タンクはなんかいい感じです。

あっ!! ONLY DOT4 だったんですね(;´Д`)DOT5.1 ってどうなんだろ?

フロントブレーキフルードの交換(エア抜き)

今回はフルードを抜き切らず継ぎ足しで通すのでブレーキマスターのエア抜きは省略して左右キャリパーのみ

① キャリパーのエア抜き準備

左キャリパーブリーダーキャップを外し8mmのメガネレンチを差し込み排出口にエア抜きセットのホースをさしこみます。
※ブリーダーボルトのゴムキャップを外してからメガネレンチを差し込みます。


フタを開けて養生します。

② キャリパーのエア抜き作業

ブレーキレバーを3回ほど握りホールド状態でブリーダーボルトを緩めフルードを排出してボルトを締めてブレーキレバーを離す。
新しいフルードを補充しながら上記を数回繰り返して古いフルードを抜きます。
左が終わったら右もやります。

写真撮ってねぇ(;´Д`)

新しいフルードはなんだか気持ちいいです。

次のお題はクラッチASSY交換なのですが、少し気になるところがあったので事前検証です。

 

クラッチSSTが難なく使えるのか?

AGが持っているクラッチSSTは
DUCABIKE 乾式クラッチ用 スペシャルツール(Special Service Tool→以後SST)

クラッチ板を除去した後にクラッチセンターのドラムやバスケットを外す時に車両とバスケットorセンタードラムを固定する専用ツールです。
バーネットのSUSカバー付きのバスケットにSSTがハメられるかをチェック・・・。

想は的中、ハマりませんでした(;゜Д゜)

やっぱりSUSカバー分だけ分厚くなったのでSSTの穴に入らんのです。

処置としては穴を広げるだけなのですが

SSTの素材がPOMなのでサクサク削ることができ調整終了。SSTが金属だったらと思うとゾッとします(*_*;

POMであることが意外なところでメリットとして現われました・・・

DUCABIKE 乾式クラッチ用 スペシャルツール 商品番号:ASF01

オススメです。

-DUCATI 1098S, GEAR, repair & maintenance