Ninja ZX-12R BEET フルエキゾーストマフラーに換装

2024/11/25

1098Sのメンテナンス&大改修が終わったところでZX-12Rのカスタムをやっていきます。

実のところZX-12Rのフルエキは昨年末頃すでに入手しておりましたが、取付けに関して難易度が高いと聞いていたのとAGがものぐさなこともあり放置していました。
しかし、先日実施した1098Sの大改修でフルエキの換装をやった経験から、Lツイン(L型2気筒)ができるなら並列4気筒なんてチョロいのでは?
と思うようになり、さらに先日若手君から「まだフルエキ入れてないんですか!?」という後押しもあり着手することにしました。
少しの事前情報とそれなりの工具は揃っていることよりZX-12R フルエキ換装のスタートです!

 

純正マフラーの取り外し

まずはカウルを外す・・・・・ということで思い出しながら取り外していきます。
サイドカウルのボルトを外すと中でワッシャがばらばらと落ちます。←たぶんこれB→A型外装へのコンバートの辻褄合わせ跡でしょう(;´Д`A ```
サイドとアンダーごと外す時にカウルのツメがパキパキと何カ所か割れてしまいました(;´Д`A ```やり方が間違っているのでしょうが

あ~古い、ボロい、汚い。
あっ‼ ヘッドからオイル滲みが(;゚Д゚)

こういうところが1098Sとの愛着度に差異がある要因なのでしょう(;´Д⊂)
横からエキマニが見えるところまできたので手前のナットから外していきます。

ナットは12mmか・・・。

前回1098Sの整備時に1/4シリーズのユニバーサル・エクステ・8・10mmのショートソケットと12mmロングソケットを買ったのですが12mmのロングソケットは長すぎました(´Д`;)

買いに走ろうかと思いましたが、最終的には3/8シリーズの12mmソケットショート×ユニバーサル×超ロングエクステ×ラチェットでだいたいのものが外れることが解りました。
(超ロングエクステはラジエーター下からラチェットが回せる長さ20cm以上?)
首振りの板ラチェットとか普通のスパナもちょっと使いました。
ラジエーターは、左下部のステーのボルトを外して20mmほど前方にずらすだけで工具が入りました。
どの工具が有効かを探るのに時間がかかりましたが1098Sと比べたら

どうということはない作業でした。←予想的中です。

スタッドボルトからナットを8カ所外した後に、サイレンサーの結合部のボルトを外して、タンデムステーに共締めしているサイレンサーを引っこ抜きます。
そこから純正エキパイを前方向にずらして外してしまいます。
やはり純正はほぼ一体型なので簡単でした。
純正フルエキゾーストは12kgと超ヘビーです。
サイレンサーにでかでかと“TITANIUM”って書いているのですが、

どこがチタニウムなのでしょうか?

ここでバッテリーを充電しておきます。

 

チタン製フルエキゾーストマフラーの装着

装着するは BEET製 チタンフルエキゾーストマフラーさすがフルチタン4.6kgはかなり軽量で、ざっくり純正の1/3です。
4-2-1のエキパイで、すべてマフラースプリングで結合されています。
綺麗な焼き色だなぁと感心していたら4-2接続部分のスプリングが1本しかないことに気が付く(´Д`;)

4本いるのに・・・

後日ですがマフラースプリングはコスパとか納期を考慮して以下のものを発注。

UMikke バイク マフラー スプリング 片側スイベルフック マフラースプリング 85mm ステンレス シルバー S2 4個 セット

BEET純正スプリングはコイル部分が短めでこんな感じなんですが、

全長85mm×コイル径φ10があっていれば大丈夫かなと。
4本で1,000円ですしwww

スプリングはまだですが組付けていきます。

スタッドボルトにスレッドコンパウンドを塗布します。
かじり防止です。
熱がかかるところは焼き付いてナットが外れなくなるので予防です。
ついでに外れたガスケットにも塗布して接着剤代わりに使います。
(厳密にいえばガスケットへの塗布はNGです。)

BEETのエキパイは分割されているので2本ずつ差し込んでスタッドボルトにナットを仮止めしていきます。
手が入らない中央部は2分割で装着できるので取付けは最初だけ楽です。
AGは車体右側から取り付けて左側を装着したら4-2の集合部の隙間がカツカツで腹下のオイルパン?に左側の4-2集合部が干渉してしまいました。
なので左側から取り付けるのが正解かと思われます。干渉に関しては各パーツがハメ込み式&スプリング固定なので自由度が高くグリグリと位置を調整して干渉しないように辻褄を合わせをしました。
2-1のサイレンサー手前まで連結した時点で、タンデムステップ×サイレンサーステーを取り付けてやや外側に出す方向でカラーなどを入れてからサイレンサーを取り付けします。

翌日追加購入のマフラースプリングを取り付けましたがスプリング長さが長いせいで2-1の2本掛け2か所はスプリング同士が干渉してしまいました。

まいっか・・・(;´Д`A ```

あとはカウルを取り付けて完了です。

エンジンを数秒かけましたがそんなに代わり映えしない音のような気がします。
母体がA型ならそのまま車検が通るJMCAサイレンサーだからでしょうか?
入手経緯は割愛しますがメーカーロゴも何にもないシンプルデザインかつ、おそらく大人しめな音量で程よい感じ。爆音仕様は1098Sでおなかいっぱいですから。
何しろかなりの軽量化になったのでどんな挙動をするのか楽しみです。ZX-12Rのフルエキ換装は難易度的には大したことなく予行演習は終了。
これなら車検時に毎回脱着するのは苦ではないと感じました。

次週は1098Sのフルエキの効果の確認。(定量的いわゆる数値化)
そして次月はCRF250Lのハンドルまわりの改修作業です。

いつまでこのスペースが使えるかわからないので詰めて作業していきます。

AGの撮影技術は置いといて、この場所なんかノイズが多くっての写真写りが悪いです(;´Д`)
なんかあるのでしょうか・・・👻

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