ZX-12R(A1)車検準備中に重大インシデント
2025/09/02
前回の改修時に大方すべてが組み上がってエンジン始動させようとしたらエンジンがかりません。
これは重大インシデント事案です・・・
始動状況
キーONでセルを回すも燃料ポンプが作動するだけでセルモーターがカチッともいいません。
何度やっても結果は同じ。 ヤバいぞこりゃ(;゜Д゜)
1年半も動かしてなかったからスターターリレーが壊れているのか?
素人がよってたかってもどうすることもできません。
車検の予定日が迫っていたので、秘密基地にZX-12Rをもっていくことにしました。
トラブルシュート
始動不良の原因を探るべくテスターでセルを回したときにスターターリレーに12Vがきているかどうかを診ましたが針が一切触れません。
ここでないとしたらジャンクションボックスの中身の何かがイカれているということになるのですが、改めてチェックしてもらうことになりました。
結果クラッチスイッチのカプラーつないでませんでした(゜Д゜)ハァ?
だからニュートラル検出ができていないのでかからなかったのかぁってことで接続するとすんなり始動
・・・でもえらいガソリン濃いめですねぇ。
アクセルを開けるとサイレンサーから勢いよく火がでています。
カッコいいけどなんかオカシイ(;´Д`)
ほどなくしてメーター見たらFIランプが点灯!
ホントに故障しました。・゜・(ノД`)・゜・。
ECUの自己診断配線を5回短絡させてFIランプの回数で識別するとセンサー異常と出ました(;´Д`)
車体左側に露出しているスロットルポジションセンサーに不自然な白いカプラーが刺さっています!
これは内気圧センサー用のカプラーであることが発覚!
原因はスロットルポジションセンサーと内気圧センサーのカプラーを付け間違えたことによる内気圧センサーの故障で確定しました。
ここは立花くんがやってくれた個所です(´Д`;)
この2つのセンサーは3極で同じ形状のカプラーでフールプルーフ機構が備わっておらず色違いのみで構成されたカプラーなんです。
ここはAGなら写真を撮るかマーキングをします。。もう後の祭りですが(;´Д`)
センサーの交換のみで復帰できたことは不幸中の幸いですが
また!不要な出費やんけ!ヾ(*`Д´)ノ
やればできるもんっと適当に結線した結果がこれで、ひいてはそれを任せたAGの責任となります。
経験者ならまだしも素人作業は一人でやるべきだと痛感しました。
ここでたくさんの授業料を支払うことになるとは。・゜・(ノД`)・゜・。
気を取り直してセンサーを新しいものに交換してエンジン始動。
FIランプも消灯し正常な状態に戻りました。
でもエンジンの暖機が終了した時点で冷却水漏れときた(゜Д゜)y─┛~~
ついでに露出しているタンクの赤がシルバー色の車体にミスマッチだったのでシルバーに塗装。
AGが練習がてらやってみようと試みましたが失敗しそうだったのでほとんどやってもらいました(;´Д`A ```
その後、車検準備に取り掛かり車検対応サイレンサーに組み替えヘッドライトバルブを純正に交換して準備完了。
作業終了、気が付けば23時を回っていました。
ものすごく長い1日でした・・・(;´Д`A ```