1098S シフトペダルの補修

2021/11/29

オイル交換からのエンジン不始動の影響で特設ピット入りしたついでついでに痛んだ個所の補修を行います。

シフトペダルの補修

夏のロングツーリングにてAT氏が落っことしたインカムがシフトペダルにクリーンヒットしてひん曲がった案件、ようやく補修にかかります。

車輛から取り外すと3か所あるシフトペグの取付穴の根本から見事に曲がっており、さらにシフトペグの取付けが緩んで脱落しそうになっていました(;´Д`)

シフトペグを取り外すとボタンボルトも結構曲がっていて再使用不能となっていました。脱落する前に補修にかかれてよかったですw
というかボタンボルトが曲がっていたからこそ緩みましたがボルトは抜けずに留まっていたというのが正解かもしれません。

まずはシフトペダル単体にしてウエスを挟んで万力で締め上げます。
粗方修正できたところで限界値に達したのでプラハンでシヴァいて仕上げますw
やり過ぎるとアルミ素材が折れそうなのでやや反っているかも?というくらいで留めておきました。ひん曲がってた部分にしわが寄っています(;´Д`)

シフトペグはボタンボルトが曲がって使えないので、その辺にあったSUS CAPボルトで代用。

脱落防止にロックタイトを塗布してから締め付け、ペダルからCAPボルト頭からはみ出していますが問題はないでしょう。

取付けは各種ロッド類を装着してから本締め、見た目まっすぐではないにせよ問題ないレベルで納得。

ついでに車種専用の名前入り(848)ヒールガードを左右入れ替えて見えないようにしました。

ねじ止め剤が塗布されていた跡があったので塗り直してから本締め。
ヒールガードを裏返し(左右入れ替え)ているので角のC面がなくなって引っかかるかもしれませんがしばらくこれで運用します。

他にも外装に問題がありましたが、次回はチェーン交換作業を優先します。

-DUCATI 1098S, DUCATI 848EVO, repair & maintenance