1098S テルミニョーニ フルエキゾーストを購入しただけインプレッション

2024/08/02

少し前のことですが1098S用にテルミニョーニ(Termignoni) フルエキゾーストマフラーを購入しました。。。してしまいましたw

実は遡ること半年ほど前にとあるキッカケでフルパワー化に踏み切ることとなり、先にECUから入手することにしました・・・。

ECUの入手とプチ検証

購入予定はフルエキだけでECUは別途購入する必要があったので先行で入手。
DUCATI Performance 1098フルエキゾースト用ECU(96518507B)

今回AGは某サイトからMAP書き換えの相当品を購入しました。
本当はオリジナルが欲しかったのですが出物がなく同等品ということでしかも決して安くはなかったのですが・・・(´Д`;)

ちゃんと機能するかのテストをバッテリー交換時にスリップオンサイレンサーのままECUのみ取付けて検証してみました。

ただ、排気効率が良くなっているわけではないのでぶん回してはいませんが違いは明白でした。

キーONで、メーターに「SBK 1098 RACING EVO」のメッセージが流れます。
おおぉ(*´Д`)

EVOですEVOっ!

エンジンを始動してから近くの用品店まで幹線道路上でゆるりとアクセルを捻ると
パワーバンドに入っていないのにフロントタイヤの接地感が抜けてフワッと浮上がりました。
従来のスリップオンECUではそんなことにはなりません。

低速トルクが爆上がりしてるやんか!

しかも立ち上がりもスムーズときた!

これは “もしかしてだけどフルエキなんかいらないんじゃないの?”
って疑問を抱きながらもECUをスリップオン用(96518607B)に戻しました。

プチ検証結果
純正エキパイ×スリップオンマフラーなので高回転域まで確認はしていませんが、ECUを交換しただけで低回転トルクがアップして安定性というか扱いやすさの向上が実感できました。

次回検証はフルエキ購入後からだいぶ先の予定です。

順番がめちゃめちゃですがカタログからお勉強です。

Termignoni full exhaust muffler

DUCATI Performanceのカタログではレーシングエキゾーストユニットコンプリートの型番は96115907Bで構成は以下となっております。
・カーボン製サイレンサー
・2-1-2スチール製マニホールド(最大φ70mm)
・専用コントロールユニット
・レーシングエアフィルター
・取り外し可DBキラー

補足しますと
本フルエキキットは前期型(サイレンサーが円筒形でスプリングフック位置も異なります)
DBキラーとはデシベルキラー(Decibel Killer)“音量を殺す物”という意。
いわばバッフルに相当します。

・効果(カタログ上)
性能をアップさせるために考えられた流線型エキゾーストシステムは

エンジンの性能を約8%アップさせます。

8%アップってことは本国仕様(スリップオン×ECU?)の公称157psからの8%アップだと12.56psアップの169.56psのおおよそ170psになります!
真意の程は年始までには検証していきたいと思います。

 

フルエキゾーストマフラーの入手と外観チェック

半年ほど前から貯金をしてテルミニョーニ(Termignoni) フルエキゾーストマフラーを某サイトから購入しました。

到着して部品のチェックをしたところ、
パイプ同士をつなぐM6ボルトが欠品していたのでさっそく購入。
集合の一番太いところは
φ70に近かった・・・

サイレンサーは前期に戻りましたが綺麗なもんです。

フロントバンクからのパイプはちょっと楕円でO2センサーの穴はありません。

フロントエキパイの裏側にサービスホール?

もう一か所

まぁこれでいけるでしょう

・DBキラーが外せない(´Д`;)

一通りチェックした後でDBキラーを外そうと取付ボルトを外してみましたがサイレンサー出口で固着してぜんぜん外れません(;´Д`)

センターの棒を引っ張ったりしましたがどうにもいかないのでサイレンサー入口から棒を突っ込んでハンマーで小突いたらようやく抜けました(;´Д`)

何度かペンチで外そうとした痕跡がありDBキラーの丸パイプが変形していますw

サイレンサー出口をキレイに研磨してDBキラー側の変形した楕円も研磨してやりました
・・・が、やっぱりサイレンサー穴とDBキラーの形状が根本的に合っていないのでいくら研磨しても無駄なことが解りました(;´Д`)今後、サーキットによってはDBキラーが必須の所があるでしょうからDBキラーにスレッドコンパウンドでもつける予定で、さらにDBキラーリムーバー(特殊工具)でも作りますかね・・・。

・いつ装着?

フルエキなので排気バルブサーボの撤去や辻褄合わせ等手間がかかるで、車検終わりの秋口にやってみます。
前から言っていますが今年は1098Sの整備も同時に行います。
これで1098Sは最終形態に進化します。

秋口には取付けてインプレしてから各種マフラーの比較検証完全版を作成したいと思います。

-DUCATI 1098S, GEAR, サーキット